Current tags : theory
2006年 05月 10日
スノースクート基礎練習【1】 立つ #2
#1からの続き。具体的な練習について。
立つ練習のホトンドはスノースクートに乗って行いません。だから、気軽にどこでも出来ます。気分だけ味わいたいって人は別に乗っても良いけど。
また、特別に難しい事でもありません。目的は意識する事と発見(再認識)する事。無意識に意識できる様になって、こういう事だったのかと思えれば成功。と、いう事でいよいよ本題に入りましょう。
練習イロイロ
先ずは練習方法の羅列。後で詳しく説明します。スノースクートに乗らないでの練習は靴等、履かない方が良いですね。全身が見える鏡の前で行えれば、なお更良いです。
- 直立
- 膝の屈伸
- 1アクションで基本姿勢に
- 1アクションで片足荷重に
- 片足荷重で膝を動かす
- つま先荷重とかかと荷重
- イロイロな姿勢での荷重移動
- 緩斜面での手放し滑走
- 緩斜面での手放し滑走にて動作
1~7についてはスノースクートは不要です。8,9は滑りながらなので必要です。
1. 直立
これが練習?そう、これも練習。というかココが要。動く練習ではなく感じる練習です。これから説明する事が感じられるかどうかで今後の理解度に関わってくる。直ぐに解らなくても諦めない。いつでもどこでも練習出来るモノのだから。
Posted at 12:07 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 05月 09日
スノースクート基礎練習【1】 立つ #1
スノースクートシーズンは終わってしまいましたが、スノースクートネタは終わりません。こんな時期ですが基礎練習シリーズ始めます。第1回目は「立つ」です。基礎中の基礎です。これが出来る出来ない(理解するしない)でライディング感(観)は180度変わるでしょう。
立つ事の難しさ
ただ地面に脚で立つ事は誰でも出来ますよね。でも、スノースクートに乗って滑っている条件で、常に脚で立ち続けるのは難しいんです。ココで何故?と思った人はいるでしょう。思わない人も思った事にしてくださいよ。
- 乗って滑る=動いているスノースクートに立つ
- 脚で立つ=手に頼らず、脚のみで自立する
- 続ける=疲れる
この3つに対して軽く説明します。
Posted at 12:04 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 04月 17日
図解!ちっく違い #1
以前、セッティングによって、スノースクートはスキーちっくとスノーボードちっくになると述べましたが、その先を述べる前に理解を深めてもらった方が良さげなので。その図解です。
一度じゃ無理ですし、何か他の事も思い付くかもしれない(考えがまとまっていないとも言う)ので、数回に分けます。
タイプ1は「スキーちっく」です。Fボード後側とRボード前側のブッシュが硬いパターンです。前後に対して中央部が固定力が高く、ライダーからの力はそこ1点をメインとしてボードへ伝わります。
タイプ2は「スノーボードちっく」です。Fボード前側とRボード後側のブッシュが硬いパターンです。前後に対して中央部が固定力が弱く、ライダーからの力はその前後2点をメインとしてボードへ伝わります。
Posted at 16:31 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 04月 13日
ボード特性 一目瞭然
説明を聴いても、読んでも「よく解りません!」って事ありますよね。でも、図やグラフにすると、それだけで「解っちゃった!」。って事もありますよね。
僕が言ってるイロイロはワリとそんな事ばっかり。だから、グラフにしてみました。
コレはボードとフレームを、ボルト部分の8箇所で固定した、一般的な位置での固定の図。それで、ボードがどれだけ固定されちゃっているかを表したグラフ。で、それらを重ねてみました。解りやすいですね。
でも、ホントは要素がイッパイあって複雑です。矛盾もあります。だから、イメージと思ってくださいな。それで十分です。
解説はまだしません。とりあえずはコレ見てイロイロ考えてみてください。今後もなるべく図解していきますよ。
Posted at 20:12 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 04月 05日
ボードが動くのは?
スノースクートのボードはボードアタッチメントによりフレームに取り付けられていますが、完全に固定されている訳ではありません。ご存知ですか?
ボードに付いたボルトを、フレームの穴を通してナットで引っ張り上げ、離れないように留まっているだけ。だから、一旦、取り付けてしまえば、フレームとボードの距離はそれ以上離れません。そして、押されれば、その間に挟んであるボードアタッチメントのブッシュやパッドの反発力が、その力と均等になるまで縮むという、上方向への遊びがあります。
また、フレーム穴径はボルト径より大きく、その分遊びがあり動けます。ブッシュやパッドを挟み、圧力を掛け押し潰しているので、摩擦によりガタツキは抑えられています。ネジ類が緩んだり、ブッシュやパッドがへたるとそれが出るのはこの為です。
ボード全体が撓り・動けるのは、フレーム穴の中とボルトに動ける遊びがあるこの構造によります。
では、ボードが撓り・動く為には遊びが必要なのかを体感してみましょう。
Posted at 19:04 in /snowscoot /what | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 03月 21日
ビビったら
力を抜け。ノーズを下げろ。
スノースクート滑っていてビビった経験のない人は、そういないと思います。止まれない。スピード出ちゃった。初めてパウダー入った。不整地入った。ナドナド。僕も経験済み。過去ビビってた。
ビビると、体は緊張して硬直。で、足は踏ん張る。ハンドル引っ張る。これ、大体のパターン。だから、ビビったら力を抜け。ノーズを下げろ。
只々、力を抜くのではありません。只々、ノーズを下げるのではありません。(某友人にコブでは力を抜けと言ったら、「抜く」事だけ忠実にして、潰され弾かれ喰らってました。それはそれでスゴイです。)
それは、力を抜く・ノーズを下げるコントロールをしましょう。と言うことです。更に言うと意識しましょう。と言うことです。コントロールは意識しないと出来ません。訓練された無意識はある意味、意識です。
重力による力の流れに逆らってはコントロールは出来ません。
Posted at 23:57 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 03月 14日
新コブ感
新コブ技術で凸主導・凹主導と言ってますが解り難いですよね。
その辺の感覚の補足をば。
平地を歩く・走る
交互に足を付いて進みます。その動きの中には地面に足が片方、または両方とも付いていない不安定な間がありますよね。実際には不安定とは感じていないと思います。
コレは自分で動きを予測してバランスをとっているからです。そして、足を付いている安定している間に動きやバランスを補正し、自分の思うようにコントロールしているからです。この補正する間がないとドンドンバランスが崩れ転びます。しかし、単純な対応なので転ぶ人はいないでしょう。
凸凹を見て歩く・走る
地面が平らでなく凸凹だとコントロールが難しくなります。それは平らの場合の一定ではなく、凸凹に合わせた不規則な補正になるからです。その凸凹を目で確認できれば、それで予測対応しスムーズな動きが可能です。規則正しい凸凹であれば、それに合わせて同じ高さに足を付き平地とほぼ変わらない動きも出来ます。
凸凹を見ないで歩く・走る
しかし、目で確認できない場合は予測対応が出来ない為、次の足が付くまで転ばないようにバランスを補正し続け、また付いた足はその瞬間で感覚を得て、それに対して補正します。その繰り返しです。だから、対応が複雑でスムーズには動くのは難しくなります。
見ても間違っちゃった
目で確認できる場合でも、その予測が立てられない・予測の誤りが起きる場合もあります。この場合は足を付いてからの感覚から補正をする能力に掛かります。能力が足らなければ転びます。この様にならない為には経験を積むしかありません。
これらを踏まえて
前降りは長くなりましたが、これからコブの感覚です。
Posted at 17:25 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 03月 07日
新コブ技術
緒言
今シーズンは滑走日数が少なくならざるをえない。故に取り早く上手くなりたいので、修行系でスノースクート脳をフルに使っております。一昨日は一人でコブ修行でした。そしたら、今までと違ったコブの滑りが生まれました。新コブ技術誕生!誕生おめでとう。
もしかしたら、既にコブの人やら別の人が、こんな風に滑っているのかもしれない。でも、僕の中で誕生という事で。
ECOライディング思想し始めた頃から、どんな状態でもバランスを保ち続け、如何にボード接地(雪?)続けられるかを追求してきた。意図的なジャンプは別よ。意思に反して弾かれない様にって事。イツでもドコでもコントロール出来る為に。コントロール不能0運動実施中です!
今までは凹
コブでも例外ではなかったんですよ。弾かれ浮かないように、可能な限り凸凹に追従させ有効エッジを減らさない様にとしてきました。勿論ECOで、無駄な力は使わず最小限で。
って事で、これまでは基本の体の位置やフォームはコブの底に合わせて、凹で有効エッジを減らさない様に、凸では弾かれない様に意識してきました。
これからは
つまり凹主導で滑っていました。今回、生まれたのは凸主導の技術です。
凸とは
Posted at 16:44 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (4) Edit
2006年 02月 28日
滑り台はどう上ろうか?
このエントリは只今編集中です。しばらくお待ちください。
凸凹を滑り台に例えてみましたが滑り降りるには上らなきゃいけない。
速く滑るにはバニーホップがあるでよとか言っちゃってますが、タダのバニーホッでは疲れちゃう。疲れちゃったら速く滑り続けられない。エコでないよ。
Posted at 23:56 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 02月 22日
ボードアタッチメントの役割・機能と理念
ボードアタッチメント(以下BA)とは、スノースクートのフレームとボードを繋ぐパーツ群の事です。
多くの人が各自の理念に基づき試行錯誤されオリジナルBAを創り出してきました。それはメーカーが作るノーマル仕様では不満がある事と、最もオリジナルで創る事が容易なモノである事が要因かと思います。
本来の役割
元々は下記のような役割を担っていました。
- フレーム精度誤差を吸収
- ボードの面だしセッティング
フランク先生はそう言っていました。
更に求められた機能
次第にライダーの意識の高まりと性能追求の為に、多くの機能を求められてきました。
- 消耗しない
- 面だしセッティングの再現性の高さ
- ライダーへの衝撃・振動吸収
- ボードへの衝撃・振動吸収
- ボードの前後軸回転方向の動きを妨げない
- ボードの左右軸回転方向の動きを妨げない
- ボード上下動の動きの違いによるセッティング
- フレームの磨耗を抑える
- ボードの簡易脱着
などなど。僕が今まで聞いてきた事をピックアップしました。決して全てを知っている訳ではないので、他にもコレってモノがあれば教えてください。
僕の求める機能と理念
僕も長年スノースクートに乗ってきて経験・試行錯誤してきたので、僕なりにBAはこう在るべきと言う理念があります。
Posted at 12:25 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (4) Edit