2006年 02月 22日
ボードアタッチメントの役割・機能と理念
ボードアタッチメント(以下BA)とは、スノースクートのフレームとボードを繋ぐパーツ群の事です。
多くの人が各自の理念に基づき試行錯誤されオリジナルBAを創り出してきました。それはメーカーが作るノーマル仕様では不満がある事と、最もオリジナルで創る事が容易なモノである事が要因かと思います。
本来の役割
元々は下記のような役割を担っていました。
- フレーム精度誤差を吸収
- ボードの面だしセッティング
フランク先生はそう言っていました。
更に求められた機能
次第にライダーの意識の高まりと性能追求の為に、多くの機能を求められてきました。
- 消耗しない
- 面だしセッティングの再現性の高さ
- ライダーへの衝撃・振動吸収
- ボードへの衝撃・振動吸収
- ボードの前後軸回転方向の動きを妨げない
- ボードの左右軸回転方向の動きを妨げない
- ボード上下動の動きの違いによるセッティング
- フレームの磨耗を抑える
- ボードの簡易脱着
などなど。僕が今まで聞いてきた事をピックアップしました。決して全てを知っている訳ではないので、他にもコレってモノがあれば教えてください。
僕の求める機能と理念
僕も長年スノースクートに乗ってきて経験・試行錯誤してきたので、僕なりにBAはこう在るべきと言う理念があります。
- 繋ぐのではなく一体化(ニュアンス的)
- 双方向(フレーム⇔ボード)にダイレクトに力が伝わる
- ボード動き(の邪魔具合)をコントロール
- 力点の最少(単純)化
- 固定面積の最小化で捩れずボードのトーションを利用
- 衝撃・振動吸収はフレーム・ボードに担わせる
- 組み立て・調整に特殊工具が不要
- 容易な組み立て・調整
- 存在感
実際にそれをほぼ実現するモノをカタチにしてきましたが、(内外共に)障害が多く、残念ながら多くの人に提供できるようなカタチまでには至っていません。まだまだです。
スノースクートの次の大きな進化はBAだと感じていますが、ベストなカタチは今だ解りません。
OSTリーズからボードの進化がスタートした様にBAのスタートはコレからです。少しづつ試行錯誤しながらゆっくりでも、確実に前進し筋の通ったモノをカタチにしたいと思います。
それまでは現状のモノをそれに近づける工夫を続けて行きたいと思います。
Posted at 12:25 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (4) Edit
市販化期待してます!
・面だしセッティングの再現性の高さ
直接ライディングに関係ないのかも知れないけど、これが一番嬉しいです。
・ボードの簡易脱着
バインディングみたいに出来たら最高なんですけどね。
費用対効果(に重量)を考えると難しいのかな?
さらに、コレはほぼNKS限定の話だけど・・・
・ワンポイントおしゃれ(?)
失礼しました・・・
頑張ります
再現性の高さは、面倒くさがりの僕にとって最も欲しいところ。
面倒な調整はさっさとやってイッパイ滑りたいよね。
存在感と表現しましたが、おしゃれは大事かと思うよ。
あっそれそれ
存在感。
その言葉がいいねぇ??。
ちょっと前の○○○○○キットとかそれだけで速そうに見えたもん。
再現性は絶対に欲しい要素。
あと、その持続(?)も。
http://collintoys.com/mydoc/blosxom.cgi/snowscoot/060222_1.trackback
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