2006年 03月 07日

新コブ技術

緒言

今シーズンは滑走日数が少なくならざるをえない。故に取り早く上手くなりたいので、修行系でスノースクート脳をフルに使っております。一昨日は一人でコブ修行でした。そしたら、今までと違ったコブの滑りが生まれました。新コブ技術誕生!誕生おめでとう。

もしかしたら、既にコブの人やら別の人が、こんな風に滑っているのかもしれない。でも、僕の中で誕生という事で。

ECOライディング思想し始めた頃から、どんな状態でもバランスを保ち続け、如何にボード接地(雪?)続けられるかを追求してきた。意図的なジャンプは別よ。意思に反して弾かれない様にって事。イツでもドコでもコントロール出来る為に。コントロール不能0運動実施中です!

今までは凹

コブでも例外ではなかったんですよ。弾かれ浮かないように、可能な限り凸凹に追従させ有効エッジを減らさない様にとしてきました。勿論ECOで、無駄な力は使わず最小限で。

って事で、これまでは基本の体の位置やフォームはコブの底に合わせて、凹で有効エッジを減らさない様に、凸では弾かれない様に意識してきました。

これからは

つまり凹主導で滑っていました。今回、生まれたのは凸主導の技術です。

凸とは

凸と言っても頂点ではないけどね。中腹です。重心を落とさずイメージとしてはチャリのローリングです。

Fボードは底まで落とさずコブの中腹のみで接地、コブからコブへの移動はコブの背面をマニュアル気味でスライド

マニュアル気味と言うのはRボードの面で接地し、撓らせてFボードを上げるのではないからです。コブの中腹は凸曲面なのでF・Rボードを無理に接地させるのではなく柔軟性の高いRボードを中心として利用するんです。だからその時間、Fボードはコブからはみ出ている感じ。

ただし、けっして後荷重でRボードだけに乗っている訳ではなく、あくまでマニュアルと同じバランス調整。同時にスライドコントロールもするので難易度高。

そのはみ出たFボードは先行させて次のコブの中腹に落とし安定状態に戻る。その繰り返しです。

凸だと

凹主導より凸主導の方がボードの接地が少ないので小回りしやすい。回転性は20%アップ(当社比)!重心の上下動少ないので衝撃も確実に少ないです。

コレで先シーズンまで滑れなかった細くて深いラインのコブをコントロールして滑れるようになりました。

でも、逆に浅い間の広いコブであれば凹主導がコントロール性が高いはずです。

実はこの前に

コレを誕生させる前にコブではなく、不整地での熟し技術でヒントを得ていました。コレも今シーズンに発見したんですけどね。コレ等は今シーズンのテーマ「チャリマネ」により生まれたんです。

突然マニュアル気味の凸主導が出来たのは凹主導でのコントロール技術を磨いてきたからこそなんだと思います。

板モノでこの様なマニュアル的な技術はスノースクート特有ですね。

でもね

で、ココまで書いておいて何なんですが、3時間の練習で試しただけなのでマダマダ未確立です。頭の中で整理しきれてもいません。でも、方向性としてはイケる確信があります。今シーズン中にはモノにしますよ。

Posted at 16:44 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (4) Edit

1年前のエントリ

同じカテゴリ内の最近のエントリ

  1. フェイキー戻りのコツについて 回答 #4
  2. フェイキー戻りのコツについて 回答 #3
  3. フェイキー戻りのコツについて 回答 #2
  4. フェイキー戻りのコツについて 回答 #1
  5. ジャックナイフ現象の原因
  6. そして、繰り返し見る・スローでみる
  7. ビデオで自分のライディングを見る
  8. スノースクート基礎練習【1】 立つ #4
  9. スノースクート基礎練習【1】 立つ #3
  10. スノースクート基礎練習【1】 立つ #2
WriteBacks

中腹!

いい方向性ですね!
そう凸の中腹!それ肝心!
そしてよりスピードアップをするには
フロントのエッジの使い方をいろいろ試してみて!
suunのフロントなら簡単にラインに乗せれます。
ラインが解れば力もあまり使いません。
しかも安定して飛ばせます!
ただスピードが上がれば上がるほど
フロントの使い方で減速の仕方、加重の仕方?が難しくなります。
旧suunの板(99ライド)では辛いです。
私のスクートでは限界です!体も!
半月板損傷はどの程度よくなるのか?
もう御終いなのか?
寂しいシーズンです。
怪我をしないように頑張ってください!

Posted by ヒラ at 2006/03/08 (Wed) 00:05:17

そうか

やっぱ、そうだったか!

使う力は減ってきた気がします。
まだRボードへの意識が強くてFが薄れていたので今度試しますよ。

怪我気をつけます。

Posted by カトウヤスヒロ at 2006/03/08 (Wed) 15:22:19

その次

フロントがコブの中で自由に使えるようになったら、
白馬で見せたフロントを意図的に固定してリアを左右に振った動き、覚えてる?
FとRを別々に使い分けて動かすやつ。
あれが次の課題になると思います。
フロントエッジで減速を加えながらコブのラインに入れていき、フロントとは別の動きをさせてリアボードでスピードを調整していく、時にはコブを蹴っ飛ばしたりエッジで調整したり。
フロントの加重がなくなるとフロントがコブから抜けてすっ飛んでいくので気を付けて!
カリカリのコブで練習するとエッジの感覚が非常にわかります!(R3のドデカイコブなんて最高!)しかし倍以上に神経を使うし疲れるけど!
そうそう、出来るようになったら古い形状のフロントを着けて同じ事をやってみては?suunの素晴らしさがより解ると思う。

家庭の余裕が出来たらフロントだけでもいいから買いたい一品です。


もうちょっとで抜かれそうですね・・・ちょっと寂しいが。
頑張ってください。

Posted by ヒラ at 2006/03/09 (Thu) 00:19:24

勿論

あの異常な動き忘れもしませんよ。
あれは練習してます。持続できないけど。

いつも、なに言ってんだこの人とか思ってコブ理論聞いてましたが、やっぱ僕は2年くらい経たないと理解できません。
到底及びません。

流石です。コブの人。

精進します。

Posted by カトウヤスヒロ at 2006/03/10 (Fri) 21:38:37

TrackBack ping me at

http://collintoys.com/mydoc/blosxom.cgi/snowscoot/technic/060307_1.trackback

Post a comment

writeback message: Ready to post a comment.











もうすぐリリースされるであろうEVERSUMMER3のトレーラー

スノースクートライダーなカトウヤスヒロ

Twitterの中

緑を生み出す言葉の樹 エコトノハ