2005年 12月 20日

スノースクートでECO?

一体、「スノースクート」と「ECO」って関係あるモノなのでしょうか?

ハイ、関係ないです。そもそも「エコロジー」とは生態学という意味で…。いや、その論点で話すのはやめよう。

追記@2006/1/9
なんか、自分で言っててピンとこなかったのですが、コレは「エコノミー(節約)」の「ECO」ですね。こんなところで浅学がバレますね。とっくにバレてた?

僕のライディングの基本は「低燃費・高出力」。つまり、最小限な力で最大のパホーマンスを発揮する。常に考えて滑っています。低燃費ってのがECOっぽい。いや、そのまんま。まぁ、力使わなければ、お腹が減りにくくて、ご飯が少なくて済む。おー、低資源!やっぱECO!

スノースクートの動力は重力。落下運動なのです。あんそにのところでkossie先生も仰っていますね。

ECOライディングで重要なことは、如何に落下運動をコントロールかという事。運動の向きを変える事。エネルギーは落下運動のみから得る。それに自ら加える必要はない。自分が加えるのは向きの変更をする為だけの力。最小限の力。疲れない。低燃費。おー、ECO!

それは具体的にどういう事かと申しますとバランスを獲る(取る)という事。

要素がいくら沢山あろうともバランスが獲れるポイント(支点)は一つしかありません。いや、一つだけで良いんです。その一つを見極めれば、その一つだけをコントロールすれば良い。その一つに効率よく落下運動からのエネルギーを掛け変換させれば良い。

不正地を直下る。フォームを固定して(力んで)力を加えていると凸凹での反作用が大きく(エネルギーを消費し)弾かれ減速します。しかし、マシンが暴れようとも、体のバランスさえ獲れ保たれていれば、それ以上のフォームを固定する力は要りません。そして、反作用も少なく減速しません。コレだけでも全然違うんですよ。

僕は2001年1月にそれに気が付き、ECOライディングを実践しています。それまでは力んで力を使ってガチガチになって滑っていました。お腹が空きます。不経済です。パホーマンスの為ならコストを度外視。そんなバブリーライディングが、無駄だらけだったのに気が付きました。ES1で見られるライディングは正にバブリー。ES2の時は移行期です。正直、今見ると恥ずかしい。ES3でも赤のジャケット着ていた頃のは、バブリー気分が抜け切れていません。最近のモノと見比べると違いが判ると思います。

僕のECOライディングで覿面に解りやすく現れているところが、大会やJAMでのエアーです。キッカーは同じ、助走は同じで、他のライダーより高く飛びだします。特別にバニーホップしている訳ではありません。助走で得た推進力をバランスを取って効率よく上方向に変換しているだけなのです。詳しくはまた別のエントリで書きます。書きました。

以前、あんそにに「カトちゃんのライディングって力抜けてるけど映像で見るとパワフルだ」とか何とかそんな事を言われた事を思い出しました。「低燃費・高出力」、それがECOライディングです。楽チンで楽しく滑りましょうよ!

僕はワックスはあまり入れない。おー、ECO…?

スイマセン、面倒くさいだけです…。

Posted at 23:57 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit

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