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2006年 12月 08日
自由ではいけないモノ
それはスノースクートのボード。
今までの流れとして多くの人の認識として、ボードアタッチメントはボードの性能を発揮する為に邪魔をしないで自由に動くと良い、またはその様に考え、改良されてきた。
コレまで僕は何度も言ってきたが、改めて言う。
「ボードを自由にするのではない。自由にさせてはいけない。制御するのだ。制御するからこそ、性能を引き出せる。」
これは僕の今までの経験からくる確信であり、求め続けている事。この事を理解・賛同し同じく求める作り手が現れる事を切に願う。
Posted at 21:20 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (2) Edit
2006年 04月 17日
図解!ちっく違い #1
以前、セッティングによって、スノースクートはスキーちっくとスノーボードちっくになると述べましたが、その先を述べる前に理解を深めてもらった方が良さげなので。その図解です。
一度じゃ無理ですし、何か他の事も思い付くかもしれない(考えがまとまっていないとも言う)ので、数回に分けます。
タイプ1は「スキーちっく」です。Fボード後側とRボード前側のブッシュが硬いパターンです。前後に対して中央部が固定力が高く、ライダーからの力はそこ1点をメインとしてボードへ伝わります。
タイプ2は「スノーボードちっく」です。Fボード前側とRボード後側のブッシュが硬いパターンです。前後に対して中央部が固定力が弱く、ライダーからの力はその前後2点をメインとしてボードへ伝わります。
Posted at 16:31 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 02月 08日
ボードの撓りって見た事ある? #2
#1では、現在の剛性の高いボードと、昔の剛性の低いボードとでは、撓り具合で表情(特性)の豊かさが大きく変わっていますよ。って事とかなんとかを書いてみましたがその続きでござる。
R(リア)ボードを例に挙げて書きましたが、F(フロント)ボードでも同じです。しかし、Fボードが撓っているトコロを見たことがありますか?僕はないです。
手で押して撓らせるにはRボード以上に困難です。FボードはRボードに比べ短くBA(ボードアタッチメント)の前後間隔も狭く、掛かる応力も大きい為、BA取り付け部は(簡単に言うと)厚く硬く作られていて剛性が高いのです。この為、1枚のボードの中でその差が大きい為に応力は分散し切れず集中して、場合によってはボードが破損するという事もあります。残念!
では、どの様に撓っているのでしょう?僕は撓っているトコロを見たことはありませんが、撓らせる事は出来ます。マニュアルからバニーホップをして、スノースクートを入れ替えFボードで着地。ノーズマニュアルであれば全体重をFボードに乗せる事が出来ます。周りから見ると相当撓っていると聞きますが、前述したボードの作りである為に均一で綺麗な撓りは期待できません。
写真を撮ってもらったのですが、僕の技術が未熟な為、接地時間が短くFボードに乗り切って撓りが見えるタイミングのカットがありませんでした。コレは接地の瞬間でホトンド撓ってませんね。
Posted at 03:06 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (2) Edit
2006年 02月 07日
ボードの撓りって見た事ある? #1
ボードを撓(しな)らせる為にはああだとか、動きを妨げないでこうだとか、各方面で言われていますが、実際に滑っている時のボードってどうなってるか実際に見たことがある人は少ないと思います。僕もあまり見た事ありません。
スノースクート逆さまにしてボードをグッグッっと押してみると若干動きますが、余程の力持ちでないと押し切れないと思います。先日、適当に滑っているところをfukudaさんが写真を撮ってくれたのですが、ボードの撓り具合が判りやすいモノがあったので検証しますよ。流石に普通に滑っているところは判り難い。だから、マニュアル中の1コマです。
コレは押し出しての普通のマニュアルではなくバニーホップ to マニュアル。僕のマニュアルはいつもコレ。完全に宙に浮かなくても軽く跳ねて着地でフロントは下げず、そのままマニュアル。メリハリもあるし素早く安定状態になれます。ただし、バランスの取れるポジションを体で覚え、探さないでも瞬時に取れるようになる必要があります。
この瞬間は安定状態に入る直前で体は起きていますので、良い子はコレ見て真似しないでね。
では、前振りはこの辺にして本題に行きましょう。先ず、更に判り易い様にRボードの拡大画像です。
Posted at 20:29 in /gallery | Permalink | WriteBacks (2) Edit
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