Current tags : think,snowscoot
2006年 02月 24日
INSANE TOYS Kid Titanium 2006
さすがINSANE TOYS!またまた、バカっぽいモデルがリリースされました。チタンのKid!
KidはINSANE TOYSからリリースされている、70%にスケールダウンした5~10歳くらいの子供用スノースクート。子供向けとしては業界最初のモデルです。
従来からのノーマルKidはフレーム材質がクロモリで、サイズは小さいモノの、お子ちゃまには相当重かった。
子供用はそのままスケールダウンでなく構造を変えて(1本フォークとかデッキ取っ払ってボード直乗りとか)あげた方が、よっぽど乗り易くて安く作れそうなんだけどなぁ。コレはコレで可愛いから良いけど。
Kid titane - independent snowscoot media
Pour tous les marmots de 5 à 10 ans, Insane Toys a sorti cette saison un modèle Kid en titane de près de
2 Kg3.5 Kg plus léger que son modèle Kid acier soit 4.5 Kg (poids constructeur). Dommage que les planches orange du Kid ne soient pas assorties à ce modèle, mais on ne vas pas en demander trop quand même.
snowscoot-magによるとKid TitaniumはノーマルKidより3.5Kgも軽い4.5Kgとの事。フレームとオレンジのボードが似合わないと突っ込まれています。
コレが日本で手に入るかどうかは判りませんが、親バカは買いでしょう。僕はバカ親なので買いません。
Posted at 10:16 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 02月 22日
ボードアタッチメントの役割・機能と理念
ボードアタッチメント(以下BA)とは、スノースクートのフレームとボードを繋ぐパーツ群の事です。
多くの人が各自の理念に基づき試行錯誤されオリジナルBAを創り出してきました。それはメーカーが作るノーマル仕様では不満がある事と、最もオリジナルで創る事が容易なモノである事が要因かと思います。
本来の役割
元々は下記のような役割を担っていました。
- フレーム精度誤差を吸収
- ボードの面だしセッティング
フランク先生はそう言っていました。
更に求められた機能
次第にライダーの意識の高まりと性能追求の為に、多くの機能を求められてきました。
- 消耗しない
- 面だしセッティングの再現性の高さ
- ライダーへの衝撃・振動吸収
- ボードへの衝撃・振動吸収
- ボードの前後軸回転方向の動きを妨げない
- ボードの左右軸回転方向の動きを妨げない
- ボード上下動の動きの違いによるセッティング
- フレームの磨耗を抑える
- ボードの簡易脱着
などなど。僕が今まで聞いてきた事をピックアップしました。決して全てを知っている訳ではないので、他にもコレってモノがあれば教えてください。
僕の求める機能と理念
僕も長年スノースクートに乗ってきて経験・試行錯誤してきたので、僕なりにBAはこう在るべきと言う理念があります。
Posted at 12:25 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (4) Edit
2006年 02月 21日
滑り台は飛び下りちゃいけない
滑り台は滑り下り降りましょう。いきなりそんなこと言って訳解らんって事ですが、凸凹(不整地)を上手に滑る為のヒントの一つです。コレはチャリも全く一緒。共通点。速く滑る為のお話です。
こんな経験はない?
ターンをしている誰かの後ろを着いて行って、自分は直下っているのに追いつかない、という経験。僕はしていませんがさせているようです(よく言われます)。何故でしょう?ベースWAXもトップWAXも簡易WAXな僕のボードが、そんなに走る訳でもありません。
それは自分で知らぬ間に減速しているのです。下り斜面を滑っていないのです。
ゲレンデではダイタイ平らに見えても、ダイタイ凸凹しています。プチ不整。凸凹とは山と谷があって上りと下りがある。そういうもの。小さかったり緩やかだと気が付き難いかもしれませんが、ちゃんと見れば気が付けるモノもばかりです。
上って下って
斜面を滑り下りるのは勿論下りているのですが、その間に気付かず小さな凸凹を上り下りしているんですね。つまり、その度に気が付かず減速・加速を繰り返している訳です。
例えば
高さ10cmの小さな山が5m毎にあったとします。そんな条件で100m滑ったら、計2mも上る事になるんですよ。勿論その2mは下りてもいるんですがね。これならプラスマイナス0じゃん!同じじゃん!と思うかもしれませんが、世の中そんなに甘くない。
滑走抵抗には3つの抵抗があります。ココでは何の抵抗か説明するのは省きますが、そのまま上ってしまうと抵抗が確実に大きくスピードを奪われ減速してしまうんですね。
ミニミニキッカー化
Posted at 12:05 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (2) Edit
2006年 02月 19日
simple?
Simple?確かにSimple。シンプルは好きよ。Simple is best.とは言うモノのCheapではダメよ。と言うお話。
スノースクートが発明されて約15年経つ。当然の事ながら進化しましたよ。でも、その頃から根本的に変わっていないモノがいくつかある。その一つがフレームとボードの取り付け方法。
F(フロント)R(リア)各4本、計8本の径6mmのボルトで取り付けられている。
最初の5年くらいは、穴の開いたボードをソール側からボルトでフレームに直止め。10年前からボードにナットが埋め込まれ(所謂スノーボードと一緒ね)、長いイモネジを使って取り付けられるようになった。そしてフレームとの間には柔軟性のあるウレタンフォームを挟むカタチ。
最近では、その辺のフレームとボードを繋ぐパーツ群をボードアタッチメントと呼ぶようになった。重要なパーツ群として認知されてきたって事ですね。
本来、ウレタンフォームの役割はフレームの誤差を吸収するモノ。昔のフレームは精度が悪く、歪みが酷かったので捻れないようにボードを取り付ける為に必要だった。「面だし」的セッティングの為でもあったけど。
Posted at 05:32 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 02月 17日
回転椅子で学ぶ荷重
意外だと思うかもしれませんが、回転椅子を使ってスノースクートの荷重の仕方が学べます。コレは僕が仕事中にふと気が付いた事です。 知識として知っていても実践出来ない方、体で実感し理解してみましょう。
回転椅子を用意してください。
子供がクルクル回って遊んで気持ち悪くなるヤツです。事務仕事をしている方は職場にありますよね。身近にない方は家具屋へでも行って試して見ましょう。意外とこっそり試せます。
先ず、高さの調整です。
足裏がベッタリ付けられ踵(かかと)で蹴ってクルクル出来るくらい。大腿部(ふともも)はベッタリ付かないように調整しましょう。深く掛けても浅く掛けてもドッチでも良いです。膝下は垂直よりお尻の下に近付けた方が良いですが、踵が浮かないように。足裏ベッタリは必須ですよ。
では、最初に腰をフリフリしてみてください。
職場の方はこっそりと。簡単に出来ると思います。大抵の人は回転する方向と反対の足で蹴っていると思います。違う人はそうしてください。どうでしょう?このフリフリはターンだとします。外足で蹴っている=外足荷重と言うスキーのイメージになります。
自分の動きを確認しながらもっとやってみましょう!ここでポイントは膝です。膝を真っ直ぐな状態で蹴るより、膝を回転方向に倒して(入れて)蹴る(荷重する)方がフリフリしやすいですよね。倒す(入れる)事だけでフリってなっちゃいますし。
Posted at 12:24 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
オリンピック スノーボードクロス
男子スノーボードクロス見ました?僕、見ましたよ。スゲェ良かった。イロイロと。
オリンピックで所謂X-Sportsが行われたと言う事がとても新鮮。オリンピックであんなギラギラのフルフェイスも新鮮。しかも、テレビでスノーボードクロスがこんなに放映されたのも新鮮。
迫力あるし展開が速いし判り易いし面白い。今までにないタイプの見ていてスゲェ楽しいスポーツだと、僕は改めて思った。普通の人の目にはどう映ったのだろう?コレを切っ掛けにメジャースポーツに近づくのだろうか?何も変わらないのだろうか?
こんなスポーツが世の中で認知されて欲しいと思う。北京オリンピックのBMXにも期待。
あ、個人的にはルールとか、もうちょっと説明して欲しかった。スタート方式とか。コースはカッチョイイ!特にファーストバンクまでがステキ。コースセクション毎に固有名詞が付いているのはクロス競技文化特有のモノでしょうか?Tilet ball(便器)と名前の付いた180度バンクにはウケた。
悔しいですが、コレ見て僕のクロス熱は相当上がりました。うぅ~、レースしてぇ~。そんな輩は他にもイッパイいた事でしょう。
Posted at 01:25 in /other | Permalink | WriteBacks (4) Edit
2006年 02月 14日
高性能の代償
モノは進化し高性能となって行くが、少なからず代償はあると思う。そんな記事を発見した。拡張され、そして洗練されていく一つの例だろう。(参考エントリ)
しかし、極端なサイドカットはまもなく時代遅れになるかもしれない。
時代遅れとか流行とか言うのは嫌いなのよ。上手く言えないけど。でも、コレはへぇ~と思ったよ。
新しい技術が生まれ、その高性能が世の中に受け入れられると、それは強調され持て囃(はや)される。そして更に性能を追求される。他の性能を犠牲としながらも。
所詮、売れて使われてなんぼですからね。
それによって進化が加速されるのも、又事実。
それは確かに最先端であり流行であり時代の流れではあると思う。それが然るべき方向に向かっていれば良いが、然うか否か答えは時間によってしか出ない事もある。
過度な拡張は時間と共に理解され洗練へ、コレを繰り返し本質へと向かって行くのだろう。
僕はそれを素早く見極め本質を追及し続けたい。とか思ったりなんかした。
Posted at 12:10 in /think | Permalink | WriteBacks (2) Edit
2006年 02月 08日
NKSを使ってみたよ
巷で大評判のNKS。実際に僕も使わせて頂きましたよ。僕が選んだ硬さの組み合わせは前から55・50・50・60です。「力点は二つ」にあるスノーボードちっくの考えに基づいて選択してみました。感想は一言で言うと「イイねぇ~」滑りながら連発してた。
この間の日曜日に友達にキロロ行きませんか?と誘われていたのですが、事情により札幌国際へ、遊びに来ていたあんそにと仲良く滑って来ました。この日は前日の降雪でゲレンデ脇は膝下くらいの深雪。場所によっては溺れるくらい。ゲレンデ内は硬からず柔らからず、楽しい雪質。
こんな条件で1日滑ってみた感想をば。
先ずは組み付け
前日はナンダカンダで忙しくて組み付けが出来なかった。だから、朝早く起きて組み付け。
初めて組むし時間が掛かるかと思って、更に早めに起きたんですがね、組立説明書も解り易いし、個々のパーツがしっかりとしているので作業がスムーズ。良いモノは弄るのも楽しいね。って事であっと言う間だった。って事で時間余した。
締め付けはブッシュが付いてから+1回転という風に説明書通りに。8ヵ所全て均一です。SUNNのフレームは精度が良いのでスペーサーとかで調整しなくても面が出ます。使っているうちに歪んできたりして誤差は出てきますけどね。
ファーストインプレッション
先ず、スノースクートを置いた時に音が違う。ハンドルを持って雪面に叩き付けても手に受ける感じがソフトです。確実に衝撃を吸収してくれているのが判ります。だからと言って動き過ぎる訳ではなく、それによってボードの反発力が大きく吸収されてしまう訳でもない。細かな弱い力は初期の潰れによって吸収されつつも大きな力は支えてくれるように感じましたね。
Posted at 16:04 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (2) Edit
ボードの撓りって見た事ある? #2
#1では、現在の剛性の高いボードと、昔の剛性の低いボードとでは、撓り具合で表情(特性)の豊かさが大きく変わっていますよ。って事とかなんとかを書いてみましたがその続きでござる。
R(リア)ボードを例に挙げて書きましたが、F(フロント)ボードでも同じです。しかし、Fボードが撓っているトコロを見たことがありますか?僕はないです。
手で押して撓らせるにはRボード以上に困難です。FボードはRボードに比べ短くBA(ボードアタッチメント)の前後間隔も狭く、掛かる応力も大きい為、BA取り付け部は(簡単に言うと)厚く硬く作られていて剛性が高いのです。この為、1枚のボードの中でその差が大きい為に応力は分散し切れず集中して、場合によってはボードが破損するという事もあります。残念!
では、どの様に撓っているのでしょう?僕は撓っているトコロを見たことはありませんが、撓らせる事は出来ます。マニュアルからバニーホップをして、スノースクートを入れ替えFボードで着地。ノーズマニュアルであれば全体重をFボードに乗せる事が出来ます。周りから見ると相当撓っていると聞きますが、前述したボードの作りである為に均一で綺麗な撓りは期待できません。
写真を撮ってもらったのですが、僕の技術が未熟な為、接地時間が短くFボードに乗り切って撓りが見えるタイミングのカットがありませんでした。コレは接地の瞬間でホトンド撓ってませんね。
Posted at 03:06 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (2) Edit
2006年 02月 07日
ボードの撓りって見た事ある? #1
ボードを撓(しな)らせる為にはああだとか、動きを妨げないでこうだとか、各方面で言われていますが、実際に滑っている時のボードってどうなってるか実際に見たことがある人は少ないと思います。僕もあまり見た事ありません。
スノースクート逆さまにしてボードをグッグッっと押してみると若干動きますが、余程の力持ちでないと押し切れないと思います。先日、適当に滑っているところをfukudaさんが写真を撮ってくれたのですが、ボードの撓り具合が判りやすいモノがあったので検証しますよ。流石に普通に滑っているところは判り難い。だから、マニュアル中の1コマです。
コレは押し出しての普通のマニュアルではなくバニーホップ to マニュアル。僕のマニュアルはいつもコレ。完全に宙に浮かなくても軽く跳ねて着地でフロントは下げず、そのままマニュアル。メリハリもあるし素早く安定状態になれます。ただし、バランスの取れるポジションを体で覚え、探さないでも瞬時に取れるようになる必要があります。
この瞬間は安定状態に入る直前で体は起きていますので、良い子はコレ見て真似しないでね。
では、前振りはこの辺にして本題に行きましょう。先ず、更に判り易い様にRボードの拡大画像です。
Posted at 20:29 in /gallery | Permalink | WriteBacks (2) Edit