2006年 02月 01日
必要な要素は決まっている
仕事が突然忙しくなって、スノースクート妄想タイムの断片化が進行し、脳へのアクセスも遅くなってきている今日この頃です。
CSSの話
僕は仕事でウェブページのコーディングを行っているのですが、CSSという仕組みを使っています。テキストや画像等の情報を、目的の見た目に装飾・レイアウトするモノです。これには多くの要素があり、これらを組み合わせて行います。
ある目的のレイアウトを行う為に、必ず決まった要素を使用します。そして、その要素の値を指定して調整するのです。要素は一つでも欠けては表現出来ません。絶対に必要な要素は決まっているのです。逆に最低必要な要素があれば表現できるのです。
実際には、これらは汎用性のある組み合わせに名前をつけ、モジュール化して使用します。この目的にはコレとソレ。その目的にはソレとアレ。あの目的にはコレとソレとアレ。と、いう具合に。
しかし、各要素は若干被る部分もあり、条件によっては稀にこの目的がソレとアレで表現できてしまう場合もあります。でも、この組み合わせでは汎用性がなく、他では使用できないのです。その場限りの限定的なモノになってしまいます。
こんなモノばかり作っていると時間ばかり掛かって、必要な時に目的が表現できません。何処でも何時でも使用できる汎用性のあるモノを準備する必要があります。
スノースクートの話
スノースクートだけとは限りませんが、前の話を絡めます。
「曲がる」「飛ぶ」「バニーホップ」等、何でも良いですが、目的の動きをする為に「ハンドルを切る」「軸足を替える」「重心を移動する」等、様々な動作要素を組み合わせて行います。
やはり、必要な要素は決まっており一つでも欠けたら出来ません。しかし、これも逆に最低限必要な動作を行うと目的の動きが起きてしまうのです。起きて欲しくなくても要素の条件が揃ってしまうと絶対に起きてしまうのです。
不整地やらアイスバーン、急斜面等で周りの環境が変わっても動作要素は変わりません。変わるのはその度合い。前の話で言うと値を変えるだけなのです。
過去に多くの経験をし多くの動作の組み合わせを持っていれば多くの動きが出来ます。自分で基準の組み合わせさえ持っていれば、条件が変わっても直ぐに対応出来ます。
必要動作でない動作の組み合わせや足らなくても動きが出来てしまう場合があります。しかし、それは条件が変わると出来なくなります。不整地やアイスバーン等で滑れないのはそういう事です。
何を言いたいかと言うと
昔から僕が言われてる事があります。「カトちゃんて何処滑っても滑りが変わらないよね。」って。
これは、昔から僕が求めている事であり、どんな条件でも同じ動作要素で滑るという事。常に実践しようとしています。僕はレースも遊びも何処でも一緒。だから変わらない。
しかし、まだまだライディング技術は未確立。今後も最低要素の洗練と新しい動作要素、そして何より目的の動作を探しながら滑りたいと思います。
アドバイス
何かが出来ない時、大抵動作要素が足りていません。必要な動作要素は意外と単純で少ないモノです。何が足りていないのか?余計なモノはないのか?その洗い出しから始めましょう。
常に適切な値を入れ続ける為には練習しかありません。
Posted at 18:45 in /think | Permalink | WriteBacks (0) Edit
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