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2006年 01月 18日

王座のひみつ #1

画像がなく随分と引っ張り続けたネタですが、今週末には第2回日本一王座決定戦が行われてしまうのでばらします。

多くのライダーに現れる動作

仕方が無いので画像はEVERSUMMER2の映像から拝借してきました。残念ながら王座(8OGてっちゃん)ではなく僕です。お持ちのは映像も合わせてご覧ください。

ECOライディング移行期&ノーストラップの若気の至り時代。白馬47のルート2です。この時はスランプ中で、思ったようにライディング出来ずハンドルのポジションを試行錯誤して探していました。原因は立ち位置が足半分後にずれていただけだった事が次の日に気が付きました。ショボイ思い出です。

動作の確認

この画像はスピードが出てしまったけど、上手くコントロールが出来なくなった切り返し直前の3コマです。判り易い様に大袈裟なモノにしましたが、多くのライダーに現れている動作を表しています。

王座の違い

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2006年 01月 17日

DJ Air

スノースクートで国内最初にバックフリップをメイクしたDJこと提坂さんがエアーに関して語ってくれました。全国のスノースクートライダーの交流があまりなく、情報も少なかった創成期時代に、提坂さんのバックフリップの噂は札幌まで流れてきて僕らはビビってましたよ。

It's not Unusual My Weekend - エアーに関する考察

Sunnの加藤氏がライディングに関する考察を 詳しくblogに書いているのでオイラも真似して得意分野のエアー (といいつつ最近飛んでいませんが)について思ったことをダラダラと書いてみようと思う(笑)

是非とも読んでください。とっても、流石な内容。熟読して参考にすると宜し。続きを期待します。

スノースクートは、イロイロな面において標準化(適切な言葉が見つからない)されておらず(縛りがなく自由な点は良いことですが)、情報が少ないです。

折角、インターネットという媒体とブログの様な便利なツールがあるわけですから、情報は公開・交換・共有して業界全体が高まって行ければ良いと思いますね。

タイトルにピン!と来た人はマニア。

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2006年 01月 16日

エッジの掛かりと方向性

スノースクートのボードは年々進化している。各ブランドとも近年の進化には目を見張るモノがある。ボードの性能要素は多々あるが、一つにエッジの「掛かり」があると思う。その辺についてつらつらと。

要素として

滑走においては、フレックスやトーション・シェイプ等の要素も最終的にエッジの「掛かり」を調整する要素でしかないのではないかと思う。違うかな?それらのバランスが最適化されてエッジの掛かりのコントロール性が高くなってきている。

しかし、エッジは掛かれば良いモノでもない。ただ、カービング性能を求めるのであれば「掛かり」が高い事は必要な要素ではある。「掛かる」が、反面「ずらし」はし難い。カービングに命を捧げるライダー以外には「ずれる」要素も高い必要がある。トータル的な性能を上げる為に、相反し、矛盾する2つ性能を高める事は難しい(出来ないとは言わない)。

2つあるから反してしまうし、矛盾もある。だから、目的を一つにする。

「コントロール性」という性能へ。これが本質なのかと思う。ライダーが好きな時・タイミングで「掛かり」「ずらし」が出来る事。なんのストレスもなくコントロールできる事。

エッジがコントロール出来ない例

上下軸に対してのコントロール

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2006年 01月 12日

速く滑る為に(序章)

楽しく滑る為にも、勿論競技でも、スピードという要素が重要。やっぱ、最終的に行き着くトコロはスピードだね。
でも、タダ速ければ良いって事だけでは決してない。コントロール出来る事が重要です。スノースクートにおいて、速く且つコントロールする事について、つらつらと。

滑走には抵抗が生まれる。滑走以前にもあったりもする。物理的にも精神的にも。速く滑る為にはそれらをコントロールし排除する。物理的コントロールがスピードコントロール。精神的な抵抗は全く要らない。物理的コントロールの妨げにしかなりませんよ。

物理的な抵抗には雪面抵抗や空気抵抗があります。雪面抵抗は更に摩擦抵抗、除雪抵抗、圧雪抵抗に分類されます。

精神的な抵抗には恐怖心や思い込みとか拘りとか怠けとかとか。

まぁ、この辺の事をライディングテクニックやセッティングと絡めてつらつらと。
まぁ、つらつらと。

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2006年 01月 11日

飛距離の調整

しょぼいゲシりも根性のフラット落ちもイヤイヤ。痛いもん!バックサイドにピタっと調整して合わせるのもジャンプの醍醐味。僕が実践しているECO的な調整を紹介。

ジャンプが楽しい時はハイクしてでも、何回も何回もサルみたいに飛びまくりたい。けど、ハイクって相当体力消耗をするモノ。全てをECO的に済ませたいですな。

ECOに飛ぶのであれば、飛距離はスピードで調整できます。

ECOアプローチ

ターンをしません。するだけ無駄が増える。直滑りです。

また、ターン調整とはわりと不安定なモノです。不安定なモノは排除!という方向で。

ECOハイク

直下りしてECOであれば、無駄での減速がなくなります。その分、アプローチ距離が減りハイクする距離も減るのです。無駄にハイクして無駄に体力を消費していたらもったいない。もったいない!もったいない!もったいないオバケが出ますよ!

ECO調整

不安定な減速する要素がなくなれば、後はシンプルなスピード調整を行うだけです。

その調整とアプローチ距離の調整。飛距離が足りずゲシるならばアプローチ距離を伸ばす。飛びすぎてフラット着地ならば縮める。単純明快。

その他のECO

アプローチを縮める為には、滑走抵抗を減らします。ワックス等で滑走性を上げるのも有効です。何度も滑って出来たラインの上を滑るのも有効ですが、崩れたラインだとバランスを崩して危険です。

ただし

これらの調整は、繰り返してチャレンジできる競技やパーク等、変化のない環境での事になります。常にファーストアタックの大自然の中や変化のあるゲレンデでは通用しません。ご注意ください。

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2006年 01月 10日

まくれジャンプの謎

ジャンプして、まくれた事ない人はいないでしょう?誰もが通る道、まくれジャンプ。
その謎に迫ります。

まくれシステム

歩けるようになり始めた赤ん坊は、地面に対して垂直にしか立つ事しか知らず、斜面では転びます。しかし、少しずつ視覚だけに頼らず、バランスを取って歩けるように、自然と学習するのです。

この事は随分と以前に誰かから聞いた事です。この斜面で転ぶのは、ズバリ「まくれ」です。

では、ジャンプでなぜまくれるのか?

キッカーに進入しても、アプローチ(助走)と同じ(近い)フォームのままだからです。アプローチでは勿論下に向かって滑走しています。いつも滑っている事なので何の問題もなし。キッカーでは上に向かって滑走です。普通上に向かいませんよね。だから、上に向かって滑るフォームになれていないのです。

下に向かったフォームのまま上へ向くと、ハンドルにぶら下がっている状態になります。でも、雪面とスノースクートが支えてくれるのでひっくり返らない。赤ん坊はココでひっくり返る。

でもね、宙に出たらどうでしょう?

雪面がなくなります。ぶら下がっていてはひっくり返るのです。いくら我が儘言ったってスノースクートだけでは支えてくれないのです。で、「まくれ」が完成!空中マニュアル、おめでとう!

まくれ防止システム

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2006年 01月 08日

ジャンプの軌跡

力の方向転換さえ無駄なくすれば、フロンとサイドの角度で飛び出し、放物線を描いて飛んで行きます。タダのジャンプは単純明快です。

ECOはキモチイイ~

宙に放たれると何にも縛られない浮遊感を得ながら気持ち良く飛んで行きます。そうならないのは、自分で余計な事をして制約してしまうから。宙では何にも縛られないので自由に動けます。最小限の力で動けます。ECOです。

ジャンプの軌跡は物理の法則に逆らわず気持ち良く放物線を描いて飛ぶほどECOなのです。

勝負はリップを抜け出す前

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2006年 01月 04日

蟹股 = ECOフォーム

僕のライディングフォームは蟹股デス。それはECOフォーム。僕のライディングに膝が開いているフォームという印象を持っている人は少なくないと思う。確かに開いている。コレには訳がある。別に元々蟹股で閉じられない訳ではありませぬ。そんなのイヤよ。

昔はね、僕も膝閉じてたんですよ。ホントですよ。

スノースクートを始めた頃、僕も一員である松浦さん率いるサムズクルーは、全員一致で膝は閉じるべきと思っていましたよ。ライディングについて試行錯誤だった頃もあえて議論に出す事もなく当たり前だと思っていました。スクールで教える時にも「膝は閉じてください」と言ってたし。

コレはあるキッカケがありましたとさ。

確か1998年だったと思う。しかも夏。スノースクートのインターナショナルインストラクターの資格を取得する為に、フランス(スイスかも?)に行くという企画が当時SUNNを輸入販売していたJykK Japanであったんです。それには残念ながら僕は参加できず、松浦さんや我満を含む7名が行きました。結局、資格を得て帰ってきたのは松浦さんと我満の2人のみ。話に聞くと実技・筆記試験があったそうですが、実技の中にはバニーホップは70センチ以上、ジャンプは14メートル以上で合格という、当時としてはワリととんでもないレベルの高さだったそうです。そりゃ、その2人だけだわな。その資格を得ると日本国内でメリットがあるよと言われ、皆自腹でフランス行ったそうですが、今となっては資格の存在すら知られない。当事者ではないけど、そりゃないよねぇ。

話がズレましてゴメンなさいませ。さて、本題。

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2005年 12月 20日

スノースクートでECO?

一体、「スノースクート」と「ECO」って関係あるモノなのでしょうか?

ハイ、関係ないです。そもそも「エコロジー」とは生態学という意味で…。いや、その論点で話すのはやめよう。

追記@2006/1/9
なんか、自分で言っててピンとこなかったのですが、コレは「エコノミー(節約)」の「ECO」ですね。こんなところで浅学がバレますね。とっくにバレてた?

僕のライディングの基本は「低燃費・高出力」。つまり、最小限な力で最大のパホーマンスを発揮する。常に考えて滑っています。低燃費ってのがECOっぽい。いや、そのまんま。まぁ、力使わなければ、お腹が減りにくくて、ご飯が少なくて済む。おー、低資源!やっぱECO!

スノースクートの動力は重力。落下運動なのです。あんそにのところでkossie先生も仰っていますね。

ECOライディングで重要なことは、如何に落下運動をコントロールかという事。運動の向きを変える事。エネルギーは落下運動のみから得る。それに自ら加える必要はない。自分が加えるのは向きの変更をする為だけの力。最小限の力。疲れない。低燃費。おー、ECO!

それは具体的にどういう事かと申しますとバランスを獲る(取る)という事。

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Posted at 23:57 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit

2005年 12月 01日

マニュアルでスノースクート

いや違った!「スノースクートでマニュアル

スノースクートには楽しい楽しい「マニュアル(manual)」と言う業がある。決して「ウィリー(wheelie)」なんか(失敬)ではない。どちらも車体前側を上げて走る業。「ウイリー」は老若男女誰でも(多分)知っている(不思議)。メジャーだ。その点、「マニュアル」はマイナーだ。

そもそも「ウイリー」と「マニュアル」って何だろう?僕的解釈はこう。

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もうすぐリリースされるであろうEVERSUMMER3のトレーラー

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