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2006年 01月 10日
まくれジャンプの謎
ジャンプして、まくれた事ない人はいないでしょう?誰もが通る道、まくれジャンプ。
その謎に迫ります。
まくれシステム
歩けるようになり始めた赤ん坊は、地面に対して垂直にしか立つ事しか知らず、斜面では転びます。しかし、少しずつ視覚だけに頼らず、バランスを取って歩けるように、自然と学習するのです。
この事は随分と以前に誰かから聞いた事です。この斜面で転ぶのは、ズバリ「まくれ」です。
では、ジャンプでなぜまくれるのか?
キッカーに進入しても、アプローチ(助走)と同じ(近い)フォームのままだからです。アプローチでは勿論下に向かって滑走しています。いつも滑っている事なので何の問題もなし。キッカーでは上に向かって滑走です。普通上に向かいませんよね。だから、上に向かって滑るフォームになれていないのです。
下に向かったフォームのまま上へ向くと、ハンドルにぶら下がっている状態になります。でも、雪面とスノースクートが支えてくれるのでひっくり返らない。赤ん坊はココでひっくり返る。
でもね、宙に出たらどうでしょう?
雪面がなくなります。ぶら下がっていてはひっくり返るのです。いくら我が儘言ったってスノースクートだけでは支えてくれないのです。で、「まくれ」が完成!空中マニュアル、おめでとう!
まくれ防止システム
Posted at 18:39 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 01月 09日
拡張と洗練
モノが進化し、優れたモノになる事はスバラシイ。それには2種類あり、それらは正反対の事である。拡張と洗練。
僕はチャリ好きなので、ココでもチャリで例える。
MTBのダウンヒルバイク、ライダーの機能を補い、更にバイクの機能を増やす。そして、その機能をコントロールする事によって、ライダー以上の性能を得る。
BMX、ライダーの機能を少しでも減らさず、フルに発揮する為に、バイクの無駄を省き、効率化する。そのダイレクトなコントロールによりライダーの性能を最大限に引き出す。
ドチラもスバラシイ事だと思う。ドチラも楽しい事。しかし、僕は不器用なのでドチラもとは出来ない。選択したのは洗練。
ライディングもしかり。
選択は自由。選択しないのも自由。気まぐれ万歳!
Posted at 22:41 in /think | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 01月 08日
ジャンプの軌跡
力の方向転換さえ無駄なくすれば、フロンとサイドの角度で飛び出し、放物線を描いて飛んで行きます。タダのジャンプは単純明快です。
ECOはキモチイイ~
宙に放たれると何にも縛られない浮遊感を得ながら気持ち良く飛んで行きます。そうならないのは、自分で余計な事をして制約してしまうから。宙では何にも縛られないので自由に動けます。最小限の力で動けます。ECOです。
ジャンプの軌跡は物理の法則に逆らわず気持ち良く放物線を描いて飛ぶほどECOなのです。
勝負はリップを抜け出す前
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2006年 01月 07日
インバート動画
またコレも古いですが(6年前?)。EVER SUMMER 1に使用されている映像ですが。僕の十八番と言うか、ストレートよりやってたスタンダードジャンプ、インバート。今も、この頃から持ち技は全くと言ってよいほど増えていませんな。
インバート動画 | http:(mpg形式、3.47MB) |
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先日、インバートってどうやるの?って聞かれたので説明はしたのですが、見てもらうのが早いかな?と思って。
この捻ってスノースクートを横にするイメージですが、僕はこうです。
基本的には体とスノースクートは同じ軌跡で飛ぶ。であれば、体対スノースクートは無重力状態。体の方が飛んでしまうとスノースクートが重く落ちていく感じになる感じる。逆に体の方を少し抑えてやるとスノースクートが軽く浮いてくる感じになる感じる。
僕はココで勝手に上がってくるのを体を捻って横に流してやる感じ。無理やり引き上げたりしない。だから力がそんなに要らない。当時、僕はノーストラップなので引き上げたりは出来ませんでした。よく見ると足はデッキから浮いてたりもします。だからそういう事。
インバートしてみたい人は参考にしてみてください。後はチャリビデオを見てください。
あと、ジャンプとしての飛び出す時の動きも注意して見てもらいたい。特別に踏み切ってはいません。よくどんな感じで踏み切るの?と聞かれるのですが踏み切ってはいません。高く飛ぶ為に自分から上方向に力を加える事はしません。推進力を上方向に変換するだけ。詳しくはまた後ほど。
最近、続いた動画シリーズ、コレでネタ切れです。今後は新しく撮っていきたいな。問題なのはカメラマンと滑る機会が少ないのとアップするサーバー容量が残り少ないの。
Posted at 23:55 in /gallery | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 01月 06日
昔のマニュアル動画
昔のクラシックボードでのマニュアル動画を見つけ出したのでご覧くださいな。
スノースクート始めて3ヶ月くらいの頃、1997年3月に今は無き北大雪スキー場にて、BMXライダー葛西くんにスノーボードの並走にて撮ってもらって、サムズバイク用に編集したプロモーションビデオを一部切り出しました。
昔のマニュアル動画 | http:(mpg形式、1.12MB) |
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このスノースクートは先輩のFMJで、いつも貸してもらって本人より使っていたかも?当時は自分のスノースクートを持っていませんでした。
このボードはトップシートがアルミで補強され、とても硬くテールは四角い典型的なクラシックボードです。当時も僕は軽くはありませんでしたが、マニュってもボードが撓らず、テールの先端で滑っていました。左右の安定感は抜群でした。
撓らないので支点がボードの後方で、その分前に出す為にスノースクートは立ち気味です。ぶら下がっている感とか、足が伸びていないのも、判り易いでしょ?
懐かしいなぁ。始めたばかりで、兎に角楽しくて色んな事を試行錯誤してた。今もやってるけど。ノーマルハンドル高いね。ほら、膝は閉じてるでしょ?
ちなみにこのビデオ、TOOLATEとか伊田さんのところにも流出していたので、見たことがある人もいるかも?残念ながら曲が入っているのでウェブ上にはアップできません。今回のは聞き取れないくらいに音量を下げました。
Posted at 23:59 in /gallery | Permalink | WriteBacks (3) Edit
2006年 01月 05日
スノースクートでマニュアル #2
「マニュアルでスノースクート」で書き損ねたので、今回こそスノースクートのマニュアルに付いてつらつらと書き綴ってみたけど綴りきれなかったので続きの巻。今度こそ、ノーズマニュアルについても、チョロっと。
マニュアルが出来るようになる為に
マニュりたいけどマニュれない。そんなライダーの為に。先ず、一体何が出来ないのか何で出来ないのかって事を考えよう。フロントを上げてマニュアルの姿勢になる事が出来ないのか?それは出来るけど姿勢を維持出来ず倒れてしまうのか?そもそも、どうやるか全然解らないのか?
マニュアルのマニュアル(ポイント)
- フロントは持ち上げない(肘に力を入れず曲げない)
- 体は後に引かない(体が中心、スノースクートを押し出す)
- 顔は下を向かず前を向く(下を向いてしまうのは引いてるから)
- 手だけでなく十分に足でも押す(足の事を忘れやすい)
- 上がったらハンドルにぶら下がる感で足は伸びきらない(力を抜く)
- 滑りながらでなくその場で練習する(動きに集中できる)
- 体の可動範囲を確認する(十分に体が動いていない)
- 基本フォームとマニュアルフォームを確認し最短距離で動く(動きのシンプル化)
- 自分の動きばかり気にし過ぎない。ボードの撓りや角度も気にする。(全体の把握)
難しいですが、順番に意識して試してみてくださいな。
スノースクートの最適化
Posted at 18:57 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (3) Edit
スノースクートでマニュアル #1
「マニュアルでスノースクート」で書き損ねたので、今回こそスノースクートのマニュアルに付いてつらつらと書き綴るの巻。ノーズマニュアルについても、チョロっと。
難易度はボードのテール形状で変わるのか?
答えはYESでもNOでもない。難易度は他の要素で大きく変わるから。
スノースクートにはいくつかのボード形状がある。僕が把握しているだけで11タイプ。マニュアルなのでRボードだけね。昔から新しい形状のボードがリリースされる度に「マニュアル難易度」について議論があった(ような気がする)。僕も考えが浅かった頃、難易度は形状で変わると思っていた。具体的にいうと、テールが角があり四角だと簡単で、角がなく曲線または直線が少ない形状だと難しい。確かに昔の硬く、チープな特性のボード(クラシックボード)では、それがあった。ボード面はホトンド接地せず、テールのエッジ部(線)で滑っていたからだ。
しかし、今のボード(モダンボード)であればしっかりと撓り、エッジではなく面で接地する。なのでテール形状はホトンド関係がない。それを見てもらうのにマニュアル画像を探したのですがイマイチ。一応「ボックスでマニュアル」をエントリしてみたのですが、それより判り易いのが、あんそにのトコロにあったので拝借してきた。
SNOWSCOOT UNDERGROUND / スノースクート アンダーグランド : SNOWSCOOT HOLIDAZE 2004 (StreerStyle)
加藤君でマニュアルtoノーズタップでBoxをこなす。
面で接地してますね。ボックスの真横からなので見易いです。ホントはノーズタップではなくバックサイドに合わせてノーズダイブでした。
形状以外の要素とは
Posted at 13:25 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 01月 04日
蟹股 = ECOフォーム
僕のライディングフォームは蟹股デス。それはECOフォーム。僕のライディングに膝が開いているフォームという印象を持っている人は少なくないと思う。確かに開いている。コレには訳がある。別に元々蟹股で閉じられない訳ではありませぬ。そんなのイヤよ。
昔はね、僕も膝閉じてたんですよ。ホントですよ。
スノースクートを始めた頃、僕も一員である松浦さん率いるサムズクルーは、全員一致で膝は閉じるべきと思っていましたよ。ライディングについて試行錯誤だった頃もあえて議論に出す事もなく当たり前だと思っていました。スクールで教える時にも「膝は閉じてください」と言ってたし。
コレはあるキッカケがありましたとさ。
確か1998年だったと思う。しかも夏。スノースクートのインターナショナルインストラクターの資格を取得する為に、フランス(スイスかも?)に行くという企画が当時SUNNを輸入販売していたJykK Japanであったんです。それには残念ながら僕は参加できず、松浦さんや我満を含む7名が行きました。結局、資格を得て帰ってきたのは松浦さんと我満の2人のみ。話に聞くと実技・筆記試験があったそうですが、実技の中にはバニーホップは70センチ以上、ジャンプは14メートル以上で合格という、当時としてはワリととんでもないレベルの高さだったそうです。そりゃ、その2人だけだわな。その資格を得ると日本国内でメリットがあるよと言われ、皆自腹でフランス行ったそうですが、今となっては資格の存在すら知られない。当事者ではないけど、そりゃないよねぇ。
話がズレましてゴメンなさいませ。さて、本題。
Posted at 12:54 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (4) Edit
2006年 01月 03日
MOHI JAM
先シーズンはスノースクート暦、数ヶ月にもかかわらず、様々な伝説を残した富山ライダーのモヒ(本名忘れた、ごめん)がイベントを行いますよー!
-TOOLATE-スノースクートニュース: 1/4 第一回モヒジャム-in飛騨かわいスキー場-
皆さん、聞いてください岐阜県が世界に誇る、超ローカルスキー場フォー。飛騨かわい(KSP)にて、今年一発目のスノースクートイベント「第一回モヒジャム」が開催されます。スノースクート界に投じられた一つのイモこと、わたくしモヒが業界を変えるべく新たなスタイルで望むイベントです、これまでのスノースクートを一変させること間違いなしの超激ヤバスタイルショー、自分のスタイルに自信のある方はぜひ参加してください。 -from モヒ-
師の洋ちゃん先生ヨウ様やうらもっくんを差し置いています。流石はモヒ!いや、彼らのプチスクールもあります。
彼はBMXストリートライダーでもあり、その思考回路そのままにスノースクートを真剣に取り組んでいる。スゲェいい奴。こんなライダーが増えるといいな。
内容はジャムなのかレッスンなのかはよく判らないが、間違いなく一緒に楽しめます。明日は飛騨かわいスキー場に行って洗脳されてこよう!
Posted at 12:10 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 01月 01日
チョイーン動画
新年ぽく?チョイーンって感じで滑ってます。(別に今日じゃなく先シーズンのだけど)
fukudaさんなら、それなりのスピードでも余裕で付いて来てくれるので、僕も安心してチョイーンです。
チョイーン動画 | http:(mpg形式、7.76MB) |
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札幌国際スキー場のダウンヒルコースです。ダウンヒルと言っても大した斜度ではないんですが、このスキー場全般的に緩いです。そこが難点。近年はコース脇の壁にも圧雪車が入って成形されています。コレは好印象。
スノースクートってスキーで言う大回りの弧でターンするのって難しいと思う。別にしたいって訳じゃないけど。出来ておいた方が良いかな程度。ボードの荷重に対するフレックス度と安定度の違いなのかと思っているのだけれど、まだ確信度低。
今年はこんな圧雪バーンでチョイーンじゃなくて、パウダーでフヨーンって高速ターンしたいと抱負を抱くのでした。
Posted at 23:43 in /gallery | Permalink | WriteBacks (2) Edit