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2005年 12月 07日
人の話をよく聴く
小学生が決めた今年の目標みたいなタイトルですが、これはSUNN SNOWSCOOTボードを開発する上でとても重要な事だと思ってます。
SUNN SNOWSCOOTボードのベースは僕の考え、体格を基準にしたオールラウンド基本性能を求めた「楽しい」モノ。だから、僕が考えている事を伝えたい。それを理解し最高に楽しんで欲しいと思う。まぁ、コレは僕の欲。
しかし、製品になればイロイロなタイプのライダーが使う。体格というモノはどうしようもない。背丈を変えられないし、性別でも筋力に大きな差が出る。
同じオールラウンドでも好みの差、技術の差は出る。スピード出したいライダーもいれば、安全配でゆっくりライディングしたいライダーもいる。
その差はどうしても埋められない。その差があると最高に楽しめない。だから、その差を埋めた「楽しい」モノを考え作る。コレが今後最大の課題。
でも、僕は僕の事しか解らない。だから、人の滑りをよく見て、人の話をよく聴いて、意見を取り入れる。そして人の意見は否定しない。したら終わり。その人にはそれが事実。その話には矛盾がある事もある。その矛盾を自分で理解し、説明して相手にも理解してもらう。そして自分の実とする。それで差を埋める。
そんなこんなで今後もやってきます。だから意見くださいな。
Posted at 13:30 in /snowscoot /sunn | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2005年 11月 28日
2006シーズンのテーマ
昨日決めました。「チャリマネ」です。
スノースクートは雪上自転車と言いますし、実際にフランクさんがBMXとスノーボードの良いトコ取りをして発明したモノです。今まではスノースクート独自の動きやライディングってのを見つけたいと思って意識してきたんですが、今度はドコまでマネ出来るかって事を意識しようかな。っと思ったしだい。理由はタマタマやったら面白かったから。
今は一つのイメージしかないですが、その内イロイロ見えてきそう。その一つは出来なかったら恥ずかしいのでナイショ。
まぁ、元々僕の原点はチャリマネなんですが、もっとマネ。どんな風になるのか楽しみです。
Posted at 12:34 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2005年 10月 18日
実行力より記憶力
同じ事を多くの人に教わり練習していると、教えてくれる人はそれぞれ異なる事を言う場合があります。
大抵、本質的には同じ事でも、人によって感じ方の違いや表現によって、表面的に全く逆の事を言ったりします。訳解りません。
そんな時には僕はこうアドバイスします。不器用な僕が行ってきた事です。
Posted at 20:52 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2005年 10月 06日
ボードが2枚
これ、スノースクートの基本。前後2枚のボードをコントロールする。
誰もが、この2枚を1枚の様に利用したいと考え、その方向で進化してきた。
それは滑走性※1だけを求めた結果、当然。でも、それだけでホントに良いのだろうか?
※1) 良い言葉が思い浮かばないので「滑走性」と表現したけど、砕いて言うと回ったりとかジャンプとかアクションをするのではなく、普通にアルペンの様に滑る性能。
僕はこう考える。
Posted at 22:13 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (3) Edit
2005年 09月 26日
SUNN SNOWSCOOT のコンセプト#2
全ての人にオールラウンドを。全ての人にハイパホーマンスを。
僕の体格は普通です。それはとても恵まれている。僕はチャリでもスノースクートでも、(だいたい)普通のヤツで問題ない。
でもね、小さい人も大きい人も軽い人も重い人もいる。そんな人達にとって普通のモノでは普通に扱えない。
SUNN SNOWSCOOTは普通の人の為のモノをセッティング変更し合わせるのではなく、最初から普通でない人に合わせたモノを提供したい。普通でないと体験できなかったハイパホーマンスなモノを提供したい。
普通の人を対象としたカテゴリーの異なるモノではなく、グレードの異なるモノでもなく、全ての人に同じハイパホーマンスでオールラウンドというカテゴリーのモノを提供していきたい。
でもね、現時点では十分ではないのは確か。確実なモノでないと意味が無いので少しずつしかできません。それは申し訳ない。少しずつ確実に進んでいます。
Posted at 21:40 in /snowscoot /sunn | Permalink | WriteBacks (0) Edit
SUNN ボードの特性#1
SUNNのボード(OSTシリーズ)は最初からコンベックスに設計されています。
これにより回転性を上げているんですね。
コンベックスとは滑走面がエッジより凸んだ状態で、ターンの始動や切り替えしが軽い特性があり、雪面に対しボードがフラットに近い状態のコントロール性を高めています。
また、コンケーブというのもあり、これは逆に滑走面がエッジより凹んだ状態です。エッジグリップが高くなりますが引っ掛りやすいですね。
近頃は滑走面が縮む低温な環境でフラットになるようにそうしてあるメーカーもあるらしいですが、SUNNのボードはコントロール性の為にコンベックスにしてあります。
上級者がクロスとか競技でエッジグリップを高める為にフラットにする事も考えられますが、それではSUNNのボード本来の特性は発揮されません。
というか、本来、SUNNのボードは競技向けに開発していませんからね。暫くその様なモノを開発する予定もありません。トータルバランスを高める事を目標に開発していますし、これからもしていきます。
Posted at 21:16 in /snowscoot /sunn | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2005年 09月 05日
ありがたや、ありがたや
今、僕がこうしてプロスノースクートライダーとしてやれているのはとても恵まれている。恵まれた環境があるからこそ今でいれる。
SAM'S BIKEの松浦さんのところでスノースクートと出会い。松浦さんに紹介されFranckに出会う事ができた。Franckに出会った事でINSANE TOYSライダーとしてサポートしてもらう事ができ。INSANE TOYSライダーになった事で東洋システムにサポートしてもらう事ができた。恵まれている。
シーズン中、白馬での生活の場を提供してくれた専務やTOOLATEがいる。そして一緒に滑ってくれた多くの仲間がいて、見守ってくれた人達もいる。そしてそんな環境だからこそスノースクートに対する考えも確立され、僕が今の僕になれた。
東洋システムはそんな僕をずっとサポートしてくれ、SUNN SNOWSCOOTの開発を任せてくれている。おかげで僕の考えが全て反映し形になっている。そして完成し、発売され、買ってくれるユーザーが沢山いる。評価をしてくれるユーザーも沢山いる。
スゲェ、ウレシイ。そんな環境や周りの人達に感謝します。
だから、僕の持っているモノは全て提供したいなと思います。
Posted at 01:12 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2005年 08月 19日
適切な選択の為に
スノースクートを選ぶ時に考慮する失敗しない為のポイントをいくつか。
矛盾はある。ドコに重点を置くか。要は一通り考えて納得する事かと。
■技量
今のあなたは、どれだけの技術を持っていますか?
イツでも止まれますか?スムーズにずらせますか?バニーホップ1メートル跳べますか?
技量によって使い易い(こなせる)モノを選びましょう。
例えば、微妙なコントロールが出来ないのに反応がシビアなモノとかはダメですね。
■目的
あなたは、何をする為に使いますか?
ちょろっと、お遊びですか?チョカリ命ですか?フワフワパウダーですか?
目的によって向いているモノを選びましょう。
例えば、フワフワパウダーはボードを撓らせ易くて軽いのが良いですね。
■希望
将来あなたは、どんな技術を身に付けたいですか?
トリプルパックフリップですか?1ミリもずれないカービングですか?どんな状況でも微動だにしないバランスですか?
技術によって身に付け易いモノを選びましょう。
例えば、腰がないけどレスポンスが強くて速いものを乗りこなすとバランス感覚が良くなりますね。
■体
あなたは、どんな体格・パワーの持ち主ですか?
大きい人ですか?軽い人ですか?力持ちですか?
体格・パワーによって使い易い(こなせる)モノを選びましょう。
例えば、体重の軽い人はトーションの弱いモボードだとコントロールし易いですね。
■好み
あなたは、どんなモノが好みですか?
限定品ですか?カチョイイ奴ですか?クセのある奴ですか?
誰が何と言おうと好きなモノは好きです。好きに選びましょう。
例えません。
追記@2005/8/19
こんな人はこうだとか、あんな人はああだとかは、解っているショップに聞きましょう。
判らない場合は遠慮なく僕にでも聞いてくださいな。
Posted at 20:13 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2005年 08月 18日
さて、問題です
力持ちの小人さんが2人いました。でも、実はそんなに小さくありません。
2人の小人さん達は100キロの荷物を持ち上げる事にしました。理由は特にありません。
一人は荷物の中央を持って、もう一人は荷物の端を持って持ち上げました。2人共持ち上がりましたが、1人はとても疲れたそうです。
さて、どちらの小人さんが疲れたでしょう。
Posted at 13:55 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2005年 08月 12日
一番楽しく好きなライディング
それは基本的に「力を流す」事。
力をコントロールするのが楽しい。返って来た力を感じる事が好き。
「ピトッ」「サッ」「スゥー」とか自然に受け流すのも良いし、「ビューン」「グォン」ってプッシュして押し流すのも良い。
「バチン」「ガンッ」「ガガーッ」って当てる破壊的な感じは好まない。でも、「パシッ」「キュッ」とか受け止めるのは良いね。
何でだろう?
「バチン」「ガンッ」「ガガーッ」もカッチョイイんだけど、自分がそれをした時に感じる感覚が嫌。
流した時に感じる感覚。コントロールして全ての力のバランスが合った時に生まれる力を感じるのが楽しい。
それを増幅してくれるのがスピード。それは安全マージンをとり、自分がコントロールできる範疇のスピード。
だから、僕は一人でダラダラ走らない。常に限界の7・8割のスピードで走る。安全マージンを意識しながら。
友達と一緒にダラダラは良いね。
単発のアクションやステージが短いのは好まない。流れが直ぐ止まってしまうのが嫌。
長く流れ続けたい。しかし、長過ぎは禁物。
構えたくもない。安全マージンを超えたアクションは、集中し構えなくてはいけない。
構えると全体の意識のバランスが崩れる。そこで気持ちの流れが止まる。
まとめてみると
僕は構えず、スピードのある中で自らアクションを起こし、生まれた力が返ってくるのを感じなから、流れ続けるのが好き。
上手く言葉にならなかったのを、何とか表現してみました。
本日はココまで。
Posted at 20:39 in /profile | Permalink | WriteBacks (2) Edit