2005年 10月 18日
実行力より記憶力
同じ事を多くの人に教わり練習していると、教えてくれる人はそれぞれ異なる事を言う場合があります。
大抵、本質的には同じ事でも、人によって感じ方の違いや表現によって、表面的に全く逆の事を言ったりします。訳解りません。
そんな時には僕はこうアドバイスします。不器用な僕が行ってきた事です。
誰か一人の言った事だけを練習しなさい。誰か一人を師匠にしなさいと。師匠以外に言われた事はその場だけ聞いた振りをすれば良い。ただ、言われた事は忘れないようにしなさいと。
何も解らない時に多くの事を言われても混乱するだけです。言われた時々でやる事を変えると、直ぐには出来ずその時何も得られないまま終わります。だから、師匠で無い人に言われた事はやった振りです。ただし、言われた事は忘れません。
多くの事を言われても、直ぐに出来る訳がありません。最初の余裕の無いうちは消化しきれません。実行も理解も出来ない事ばかりです。出来た時にやっと理解出来る事ばかりです。そんなモノです。
後で何度も何度も練習して、失敗した感覚や偶然出来た感覚を感じ繰り返していると、今まで多くの人に言われた事が理解出来てきます。ここで言われた事を覚えていないと、自分で出来た事も解りません。だから最初は言われた事を実行するより、忘れないで記憶しておく事が大事なんです。
スクールを受けて、その時一つ出来る様になるより、後から全て出来る様になった方が良いじゃないですか?
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