2007年 02月 16日
フェイキー戻りのコツについて 回答 #2
ではでは、#1に続き#2でやんす。
フェーキー戻り、4種類の内の1つ「ピョーン」についてです。『「フェーキー戻り」映像』を参照ください。
質問
「フェイキー戻りのコツについて」MESSAGE@やま兄
また、「pyon」は、ターン終わりに思い切り逆ハンして抜重して(その場でバニーホップ)回転方向に体をひねっているように見えますがどうなんでしょうか?
回答
はい、半分くらい正解です。
先ず、タイミングとして「ターンの終わり」ではなく「ターン後」です。動作は速い為、傍目からはかなり微妙に見えるかもしれませんが、ライダーの意識としてはしっかり区別してなければいけません。
ターンの「曲がる」為の動作は終了し、慣性でニュートラル態勢に戻っている間のタイミングでハンドルを切ります。只今、解り易い様にコマ送り画像を製作中ですので、#3で紹介しますよ。
思い切り逆ハンは超正解!引き手が太腿に当たって痛い目に会わない様に気を付けないといけないくらい思い切り!X-upするつもりで。ボーゲンとは全然違うけど、何か違わない。何かは察してください。
如何にターンの際の荷重を抜き切り、如何にハンドルを思い切り切るかで、大きな回転力が生まれるかが決まります。テストがあるとしたら必ず出るだろうポイントですな。
抜重はしていますが、バニーホップではありません。ポゴです。
フロントボードを雪面に突き刺すのに、バニーホップのフロントアップ動作をしては出来ませんし、流れの中でそんな時間はありません。高く飛ぶ必要はないのでポゴで十分。と言うか、ニュートラル状態でガッツリ突き刺せば反動で浮いてしまうんですよ。セルフで飛ぶ力は半分以下で済みます。エコです(久しぶり)。
この感覚を得られる様になればカナリの腕前。止められない、止まらない、癖になりますよ。必要以上の動きは無駄無駄無駄。クールにスマートに回りましょ。
回転方向への捻りは確かに若干ありますね。でも、コレは回転力を付ける為ではなくフロントボード突き刺しの反動とのバランスを捕る為と振り返りから戻る流れがあいまった動きです。
フェーキー戻りの回転は決して体先行ではなくスノースクートと一緒、ニュートラル。その様な意識で行ってください。
戻った後も勢い余り体が回り過ぎてしまっているので、この動画は良くないかもしれません(スミマセン)。まぁ、別の意図があったのですが。ES3トレーラー(SNOWSCOOT RIDING)での3秒目付近の動きを参考にしてもらうと良いかもしれません。
とりあえず
アレコレ述べてみましたが文章じゃよく解りませんよね。動画見ても解りにくいのですから。なので、次回#3ではコマ送り画像を使って解説したいと思います。
Posted at 17:27 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (2) Edit