2006年 05月 11日

スノースクート 基本姿勢 (基本フォーム) #2

基本姿勢を具体的に説明する。この姿勢は対スノースクート。だから、ライダーの体格や骨格によって姿勢は異なってくる。膝の曲げは何度、腰の高さは地上何センチ、そんな皆共通の答えはありえない。

ココでの説明は基本姿勢の方程式。代入する値は皆異なる。だから、答えも異なる。正解は感じるしかない。答えを導き出し本当の正解だと確認するのは本人しかない。

横から見た基本姿勢
写真3

バランス軸を保ったまま中腰

参考:写真3写真4

直立のバランス軸。普通は足の前後に対して中央付近を通る。前後左右に最も安定した軸。そのバランス軸を保ったまま、腰を落とした中腰になる。

ココでは平地なので軸は地面に対し垂直。重力方向。斜面では垂直ではなくなり、ライディングでは移動で起きる力により重力方向ではなくなる事に注意。

膝は曲がる。下げた手で膝を掴み込めるくらいの角度。曲げ過ぎては疲労し、曲げなさ過ぎると上方向への対応幅が減る。コレがどの方向へでも重心移動して対応できる腰の高さになる。

上体は脱力して猫背

参考:写真3

直立していれば上体は腰の真上になるが、中腰でそれをすると「空気椅子」という地獄の姿勢となるので止める。バランス軸の維持が容易な角度は前傾。この状態から脱力し、猫背になる。猫背度は普段の姿勢等で変わる。目安は最も自分が楽な姿勢。目を瞑って感じよう。

ちなみに写真のモデルは普段が相当猫背である。猫背は鎖骨を折りやすい(納得)。病院で言われた。

余談(ばかり)だが、運動での瞬発能力は背筋が伸びているより、猫背の方が高くなる。ソースは不明(忘れた)。

肩は下がり、肘は張らない。

参考:写真3写真4

上体を脱力すれば自然と肩は下がる。更に脱力ついでに腕も脱力し重力任せに下げてみよう。

手をその状態からハンドルに持って行き握る。手首は曲げない。中指から手首の中心・肘までほぼ一直線となる。ハンドルとそのラインは垂直にはならず、外側に向く。脇を締めたり肘を張ったりはしない。

頭を軽く起こし視線は遠くへ

参考:写真3

頭は常に正面を向く。当たり前だがライディングではなっていない場合があるのであえて。頭はしっかりではなく軽く起こす。視線はしっかり遠くを見る。下を見てはいけない。

ココまでは

#2は主に横からの姿勢に対して。次の#3は正面からの姿勢に対しての説明になる。

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もうすぐリリースされるであろうEVERSUMMER3のトレーラー

スノースクートライダーなカトウヤスヒロ

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