2006年 01月 08日

ジャンプの軌跡

力の方向転換さえ無駄なくすれば、フロンとサイドの角度で飛び出し、放物線を描いて飛んで行きます。タダのジャンプは単純明快です。

ECOはキモチイイ~

宙に放たれると何にも縛られない浮遊感を得ながら気持ち良く飛んで行きます。そうならないのは、自分で余計な事をして制約してしまうから。宙では何にも縛られないので自由に動けます。最小限の力で動けます。ECOです。

ジャンプの軌跡は物理の法則に逆らわず気持ち良く放物線を描いて飛ぶほどECOなのです。

勝負はリップを抜け出す前

一度、宙に放たれてしまえば、もうジャンプをコントロールする事はほぼ不可能(ちょっとはある)。いくら宙で力んでもダメなモノはダメなのです。心当たりのある方は諦めましょう。如何にECOかはリップから抜け出す前に決まってしまいます。

考えを改めてみる

よく聞かれる事があります。「リップでの踏み切りはどうしているのですか?」と。答えは「踏み切ってはいません」

話を聞くとどうやら「踏み切り」≒「バニーホップ」と思われている方が多いようです。考えてみてください。バニーホップでは所詮、あのガマンやハヤシダ先生でも1メートルくらい(スゲェけど)しか飛べないのです。ビックエアーに高が1メートルプラスされたところで屁です。また、それをしたとしてもキモチイイ~とは行きません。ホリデイズ、バニーホップコンテスト時の皆の顔(TOOLATEのサイトのPHOTOを見てごらん)を見れば理解できるでしょう。

ジャンプではアプローチ(助走)で得た推進力をキッカーを使って上方向に変換するかが肝なのです。決してリップ付近での瞬間的な動作ではなく、フロントサイド(キッカーの上へ向いている面)全体を通り抜ける短い時間をフルに使って行うのです。それさえ出来れば「ジャンプコントロール」≒「スピードコントロール」、スピードさえつけられればイクラでも高く遠くに飛べます。

抜け出す前もECO

先ず、アプローチ。

これは比較的簡単。でも、理解できない人には難しい。それは、ハンドルに頼らず足だけでバランスを取る。コレは僕が普段から意識している事で、推奨しているECOライディング。用はいつも通り。安定した状態でキッカーに進入。

そして、フロントサイド

本質はアプローチと一緒。ハンドルに頼らず足だけでバランスを取り続ける。ホントにコレを理解して欲しい。

足だけでバランスを取るという事は、スノースクートには足のみで全ての力を受け、伝える事となる。これで全ての力の流れはそこで一本化され、シンプルになる。コレでECO

ライダーのアプローチで得た推進力はドコにも逃げず、全てスノースクートに伝わり、方向転換をしてまたライダーへと戻ってくる。僕はこの様に解釈し、イメージし、実践している。

いよいよ、踏み切り(しないけど)

ココでも本質はアプローチと一緒。結局はいつでも一緒。

何度も言うが踏み切ってはいない。フロントサイドで方向転換をした流れで、宙へ向かって滑り続けるイメージ。それが「踏み切り」と言うなら滑り続けるのが、僕の「踏み切り」。

でもね

ECOでなくても飛べるんです。自分で加えた力をECOで得る流れに合わせる事で更に飛べます。常にECOが基準としてコントロール出来るようになれば、それにプラスαすることは容易だって事。ECOからのスタートであれば、どんな動きも最小限で判り易く、集中してできます。

前述では屁と述べましたが、助走足らずやキッカー小さい等の場合であれば、バニーホップも有効なのです。相対的には大きなプラスαなんです。

僕が言いたい事は「基本を大切に」。練習して使い分けてください。

なんか違う?

タイトルと写真と内容がずれた気がする…。

Posted at 01:32 in /gallery | Permalink | WriteBacks (0) Edit



もうすぐリリースされるであろうEVERSUMMER3のトレーラー

スノースクートライダーなカトウヤスヒロ

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