スノースクートライダー、カトウヤスヒロ(加藤康宏)が「久々に必死でチャリに乗った結果と感想」について綴った記事です。

昨日は1回目の鎖骨を折った時以来、約2年振りにチャリレースに参加しました。DoRideのダートクリテ。ヒルクライムと試乗会も同時開催。ヒルクライムは出ませんでしたが、ダートクリテで十分必死でした。試乗会は楽しかった。そんでもって思った事をつらります。

結果

早速、DoRide Webに掲載されていますので、細かい事はそちらで。

僕的結果は準決勝で敗退。勿論、優勝なんては鼻っから目指してはいなかったけど、決勝進出して撃沈を目標。しかし、準決勝で撃沈され、無念…。

この手の競技は好きなので、頑張ろうと思い今年乗り出した時から、意識して練習してました。所詮、通勤でですけど。体力&チャリ的に先行追い抜かれタイプなので、長期戦になると普通に勝つのは辛いのです。

が、準決勝でTOP&OUTだと発表された時にコリャイケると目標決定。このルールなら1周目さえTOPで行けば勝ち上がれるんです。で、強者揃いの決勝に変なヤツが紛れ込んでやろうと企みました。

でも、ヤラれた

何とかコマを進め、で、準決勝。必死に漕ぎましたよ。スタート失敗して2番手。1番手は僕と同じタイプで同じく逃げ切り狙い。でも抜いた。必死、必死。でも、最後のコーナーで3番手にアッサリ2人共抜かされ撃沈。2度と浮上出来ませんでした…。

DoRide Blog ドリブロ:お疲れ様でした！

１ヒートからまさにこのレースの醍醐味を見せてもらった。

見てた方は面白かった様です。

あと、1回戦目スゲェヤラれたのがあった。1回戦目は全ヒート、ゲストの堂城賢さんも出走した。勿論、順位は関係なし。割と無茶ですが流石プロ、レース展開に合わせて走ってた。そして僕はその餌食となりました。

1周目、TOPで通過したモノのやはり抜かされタイプ、抜かされ2番手。もう後はない状況。でも、しっかり後ろに付かれている訳ですよ。それが判ってて必死だった訳ですよ。気が付いたら、それは必死で逃げてる僕をニヤニヤと見ている堂城さんだった訳ですよ。その直後、笑いながらアッサリ抜かされました。

コレにより疲労度倍増…。最初から順位に関係ない堂城さんだと判っていれば、こんなに逃げなくても良かったのに～。でも、アリ。大アリ。僕も同じ立場なら絶対にやるよ。コレがプロだと思う。

あー、こんな必死にペダル漕いだの2年振り。レースでもなければ味わえないっす。楽しかったー。

感想

このレースはもう参加できないけど、別なレースで頑張りたいので引き続き練習しよう。通勤でだけど…。レースは以上。

試乗会ではイロイロなチャリを乗りまくった。試乗車はメーカーで「売り」のチャリだろうし、流行や最新技術系なのかな？そんな目で捉えてみてみた。近年ハード面に関しては全く興味がなくなっていた僕にとっては浦島太郎的驚き。

驚きその1:剛性の高さと軽さ

剛性高いのに軽い。あ、そのまんまだ。剛性感はスゴイな。細いフレームでもマッタリ感はないし。

驚きその2:フトコロの広さ

サスペンション系の動きが「量より質」的で、短いストロークでもショックを効率的に和らげてくれるし、力の入力方向によって作動したりしなかったり(下からの凸凹は吸収するけどライダーが上から押しても動かない)。とかとか。

驚きその3:挙動がシンプル

動かないトコは動かない。動くトコは動く。という1と2が相まって、チャリの挙動が判り易く、扱い易い。

所詮、アスファルトや砂利道でだけしか乗っていないので、それなりだとどうかは知らない。

驚きその4:違うけど同じ

色んなコンセプトのチャリがあって違って、同じでも乗り味は違ったり。でも、乗り方はやっぱり同じ感じだなぁと思ったり、昔とチャリが変わって調子良い乗り方も変わったんだなと思ったり。

今更ながら29インチ

もう数年前に出現した29インチのMTBですが、初めて乗りました。ずっと興味があったのに乗る機会がなかったの。

僕は好き。スゲェ良いのかと言ったらどうかと思うが、乗り味・ルックス共に好き。シングルスピードのRig欲しい。ちょー欲しい。