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2006年 02月 28日
滑り台はどう上ろうか?
このエントリは只今編集中です。しばらくお待ちください。
凸凹を滑り台に例えてみましたが滑り降りるには上らなきゃいけない。
速く滑るにはバニーホップがあるでよとか言っちゃってますが、タダのバニーホッでは疲れちゃう。疲れちゃったら速く滑り続けられない。エコでないよ。
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2006年 02月 21日
滑り台は飛び下りちゃいけない
滑り台は滑り下り降りましょう。いきなりそんなこと言って訳解らんって事ですが、凸凹(不整地)を上手に滑る為のヒントの一つです。コレはチャリも全く一緒。共通点。速く滑る為のお話です。
こんな経験はない?
ターンをしている誰かの後ろを着いて行って、自分は直下っているのに追いつかない、という経験。僕はしていませんがさせているようです(よく言われます)。何故でしょう?ベースWAXもトップWAXも簡易WAXな僕のボードが、そんなに走る訳でもありません。
それは自分で知らぬ間に減速しているのです。下り斜面を滑っていないのです。
ゲレンデではダイタイ平らに見えても、ダイタイ凸凹しています。プチ不整。凸凹とは山と谷があって上りと下りがある。そういうもの。小さかったり緩やかだと気が付き難いかもしれませんが、ちゃんと見れば気が付けるモノもばかりです。
上って下って
斜面を滑り下りるのは勿論下りているのですが、その間に気付かず小さな凸凹を上り下りしているんですね。つまり、その度に気が付かず減速・加速を繰り返している訳です。
例えば
高さ10cmの小さな山が5m毎にあったとします。そんな条件で100m滑ったら、計2mも上る事になるんですよ。勿論その2mは下りてもいるんですがね。これならプラスマイナス0じゃん!同じじゃん!と思うかもしれませんが、世の中そんなに甘くない。
滑走抵抗には3つの抵抗があります。ココでは何の抵抗か説明するのは省きますが、そのまま上ってしまうと抵抗が確実に大きくスピードを奪われ減速してしまうんですね。
ミニミニキッカー化
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2006年 02月 17日
回転椅子で学ぶ荷重
意外だと思うかもしれませんが、回転椅子を使ってスノースクートの荷重の仕方が学べます。コレは僕が仕事中にふと気が付いた事です。 知識として知っていても実践出来ない方、体で実感し理解してみましょう。
回転椅子を用意してください。
子供がクルクル回って遊んで気持ち悪くなるヤツです。事務仕事をしている方は職場にありますよね。身近にない方は家具屋へでも行って試して見ましょう。意外とこっそり試せます。
先ず、高さの調整です。
足裏がベッタリ付けられ踵(かかと)で蹴ってクルクル出来るくらい。大腿部(ふともも)はベッタリ付かないように調整しましょう。深く掛けても浅く掛けてもドッチでも良いです。膝下は垂直よりお尻の下に近付けた方が良いですが、踵が浮かないように。足裏ベッタリは必須ですよ。
では、最初に腰をフリフリしてみてください。
職場の方はこっそりと。簡単に出来ると思います。大抵の人は回転する方向と反対の足で蹴っていると思います。違う人はそうしてください。どうでしょう?このフリフリはターンだとします。外足で蹴っている=外足荷重と言うスキーのイメージになります。
自分の動きを確認しながらもっとやってみましょう!ここでポイントは膝です。膝を真っ直ぐな状態で蹴るより、膝を回転方向に倒して(入れて)蹴る(荷重する)方がフリフリしやすいですよね。倒す(入れる)事だけでフリってなっちゃいますし。
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2006年 01月 20日
王座のひみつ #3
#1と#2を読んで、王座の速い訳を徐々に解って来たでしょうか?
今回はそれを忠実に実践してれば良いってモンじゃないんだよ。ってお話です。
雪面抵抗が大きい
写真のライダーは僕でスイマセン。kossie先生に撮ってもらった写真を判り易い様にトリミング・色調整しています。
コレは結構なスピードと斜度でのカービングターンですが、ノーズから雪が押し出されている事で、重心が中央にあり、FボードからRボード全体を使用しているのが判ると思います。
ココではイッパイ倒し込もうと、遠心力をつける為にハンドルを若干内側に切り、ノーズを雪面に押し当て回り込もうとしています。
FボードはRボードより同じ力で同じ弧の撓りは得られません。押し当てている事で荷重以上の圧力を与え、撓りをコントロールしています。その為、雪の押し出される量がRボードよりFボードの方が大きいのです。
ちょっと話はずれましたが、雪が押し出されているという事は、雪面抵抗という減速要素があるという事です。つまり、重心が中央にありFボード・Rボードを使ってライディングするとより多くの抵抗を受けてしまいます。重心を後にしRボードだけで抵抗を受ける方が、確実に減速しにくいのです。
引っ掛かり力と雪面の硬さ
今までに説明忘れていた事がありました。
Posted at 12:07 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (2) Edit
2006年 01月 19日
王座のひみつ #2
では、#1に引き続き、王座のひみつを説明しましょう。
動作とボードの動き解説
#1の画像で解説します。多くのライダーに現れる流れです。
先ず、①。FボードとRボードを使い目的の弧に合わせて(この時は適当でしたが)ターンをしています。ボードは進行方向に向きカービングでエッジがずれていません。雪面抵抗は最小限です。
お次、②。スピードが出てきたのですが、技術不足の為、遠心力にエッジのグリップ力が負けてスライドターンになり膨らんできます。しかし、意識してエッジグリップを弱めて、目的の弧を描く為にテール側を大きくずらし、雪面抵抗を高めて減速する場合も勿論アリです。ココでは後者です。
最後、③。②で減速しつつも、し切れずオーバースピードで遠心力に負けてしまい後荷重だった為にRボードがずれてしまいました。バランスを保つ為にFボードは逆ハンとなり接地されていません。減速主導のコントロールとなり大きく減速しました。
王座は①と②のみでコントロールしています。③の状態にはなりません。
重心の違い
王座との違いは重心にあります。下の図は重心軸と有効エッジの関係を解りやすく大袈裟にイメージで表しています。縦と横の関係が一緒になっていますので実際にはありえません。あくまでイメージです。
Posted at 23:50 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 01月 18日
王座のひみつ #1
画像がなく随分と引っ張り続けたネタですが、今週末には第2回日本一王座決定戦が行われてしまうのでばらします。
仕方が無いので画像はEVERSUMMER2の映像から拝借してきました。残念ながら王座(8OGてっちゃん)ではなく僕です。お持ちのは映像も合わせてご覧ください。
ECOライディング移行期&ノーストラップの若気の至り時代。白馬47のルート2です。この時はスランプ中で、思ったようにライディング出来ずハンドルのポジションを試行錯誤して探していました。原因は立ち位置が足半分後にずれていただけだった事が次の日に気が付きました。ショボイ思い出です。
動作の確認
この画像はスピードが出てしまったけど、上手くコントロールが出来なくなった切り返し直前の3コマです。判り易い様に大袈裟なモノにしましたが、多くのライダーに現れている動作を表しています。
王座の違い
Posted at 14:00 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 01月 16日
エッジの掛かりと方向性
スノースクートのボードは年々進化している。各ブランドとも近年の進化には目を見張るモノがある。ボードの性能要素は多々あるが、一つにエッジの「掛かり」があると思う。その辺についてつらつらと。
要素として
滑走においては、フレックスやトーション・シェイプ等の要素も最終的にエッジの「掛かり」を調整する要素でしかないのではないかと思う。違うかな?それらのバランスが最適化されてエッジの掛かりのコントロール性が高くなってきている。
しかし、エッジは掛かれば良いモノでもない。ただ、カービング性能を求めるのであれば「掛かり」が高い事は必要な要素ではある。「掛かる」が、反面「ずらし」はし難い。カービングに命を捧げるライダー以外には「ずれる」要素も高い必要がある。トータル的な性能を上げる為に、相反し、矛盾する2つ性能を高める事は難しい(出来ないとは言わない)。
2つあるから反してしまうし、矛盾もある。だから、目的を一つにする。
「コントロール性」という性能へ。これが本質なのかと思う。ライダーが好きな時・タイミングで「掛かり」「ずらし」が出来る事。なんのストレスもなくコントロールできる事。
エッジがコントロール出来ない例
上下軸に対してのコントロール
Posted at 18:17 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (2) Edit
2006年 01月 12日
速く滑る為に(序章)
楽しく滑る為にも、勿論競技でも、スピードという要素が重要。やっぱ、最終的に行き着くトコロはスピードだね。
でも、タダ速ければ良いって事だけでは決してない。コントロール出来る事が重要です。スノースクートにおいて、速く且つコントロールする事について、つらつらと。
滑走には抵抗が生まれる。滑走以前にもあったりもする。物理的にも精神的にも。速く滑る為にはそれらをコントロールし排除する。物理的コントロールがスピードコントロール。精神的な抵抗は全く要らない。物理的コントロールの妨げにしかなりませんよ。
物理的な抵抗には雪面抵抗や空気抵抗があります。雪面抵抗は更に摩擦抵抗、除雪抵抗、圧雪抵抗に分類されます。
精神的な抵抗には恐怖心や思い込みとか拘りとか怠けとかとか。
まぁ、この辺の事をライディングテクニックやセッティングと絡めてつらつらと。
まぁ、つらつらと。
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2006年 01月 11日
飛距離の調整
しょぼいゲシりも根性のフラット落ちもイヤイヤ。痛いもん!バックサイドにピタっと調整して合わせるのもジャンプの醍醐味。僕が実践しているECO的な調整を紹介。
ジャンプが楽しい時はハイクしてでも、何回も何回もサルみたいに飛びまくりたい。けど、ハイクって相当体力消耗をするモノ。全てをECO的に済ませたいですな。
ECOに飛ぶのであれば、飛距離はスピードで調整できます。
ECOアプローチ
ターンをしません。するだけ無駄が増える。直滑りです。
また、ターン調整とはわりと不安定なモノです。不安定なモノは排除!という方向で。
ECOハイク
直下りしてECOであれば、無駄での減速がなくなります。その分、アプローチ距離が減りハイクする距離も減るのです。無駄にハイクして無駄に体力を消費していたらもったいない。もったいない!もったいない!もったいないオバケが出ますよ!
ECO調整
不安定な減速する要素がなくなれば、後はシンプルなスピード調整を行うだけです。
その調整とアプローチ距離の調整。飛距離が足りずゲシるならばアプローチ距離を伸ばす。飛びすぎてフラット着地ならば縮める。単純明快。
その他のECO
アプローチを縮める為には、滑走抵抗を減らします。ワックス等で滑走性を上げるのも有効です。何度も滑って出来たラインの上を滑るのも有効ですが、崩れたラインだとバランスを崩して危険です。
ただし
これらの調整は、繰り返してチャレンジできる競技やパーク等、変化のない環境での事になります。常にファーストアタックの大自然の中や変化のあるゲレンデでは通用しません。ご注意ください。
Posted at 12:15 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 01月 10日
まくれジャンプの謎
ジャンプして、まくれた事ない人はいないでしょう?誰もが通る道、まくれジャンプ。
その謎に迫ります。
まくれシステム
歩けるようになり始めた赤ん坊は、地面に対して垂直にしか立つ事しか知らず、斜面では転びます。しかし、少しずつ視覚だけに頼らず、バランスを取って歩けるように、自然と学習するのです。
この事は随分と以前に誰かから聞いた事です。この斜面で転ぶのは、ズバリ「まくれ」です。
では、ジャンプでなぜまくれるのか?
キッカーに進入しても、アプローチ(助走)と同じ(近い)フォームのままだからです。アプローチでは勿論下に向かって滑走しています。いつも滑っている事なので何の問題もなし。キッカーでは上に向かって滑走です。普通上に向かいませんよね。だから、上に向かって滑るフォームになれていないのです。
下に向かったフォームのまま上へ向くと、ハンドルにぶら下がっている状態になります。でも、雪面とスノースクートが支えてくれるのでひっくり返らない。赤ん坊はココでひっくり返る。
でもね、宙に出たらどうでしょう?
雪面がなくなります。ぶら下がっていてはひっくり返るのです。いくら我が儘言ったってスノースクートだけでは支えてくれないのです。で、「まくれ」が完成!空中マニュアル、おめでとう!
まくれ防止システム
Posted at 18:39 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit