スノースクートライダー、カトウヤスヒロ(加藤康宏)が「基礎練」について綴った記事です。

先日、基礎練して筋肉痛になりました。そんな話ではございません。

基礎なんか出来なくたってスノースクートは乗れますよ。楽しいですよ。そんな話でもございません。でも、ホントですよ。

だけど、基礎練は基本です(当たり前)。

僕は基礎練(習)好きです。イツも基礎ばっかりやってます。基礎ばっかり言ってます。何でも基礎に当てはめます。だから、僕のライディングは基礎の塊みたいなモノです。

基礎練オススメ！そんな話でございます。

上達好きには特にオススメ

普通に上達済みの人でも、お手軽に更なる上達が楽しめます。普通に滑る事は問題なく出来ても、基礎って意外と出来てないんですよ。だから、下手を体験する為には基礎練がオススメなのです。

じゃない人は

上達しなくても良い。上手く出来ないのは嫌だ。好きに滑りたいという方は、それも勿論一風です。それで是非楽しんでください。って事で終わり。終わりじゃない人は次へ。

無意識と慣れ

普通に滑る事は考えなくても、「無意識にパターン化された反射運動」で出来ると思います。所謂「慣れ」ってヤツです。この「無意識」ってのが曲者で「無意識」故に、自分が自分で、何をして何をしていないのか？むしろ、何が出来て何を出来ていないのか？を知れないんですね。

別に「慣れ」でも良いんです。何も知らなくても、イッパイ滑ってイッパイ経験すれば、それだけレベルの高い「慣れ」が身に付きます。それでも上達は感じれるし、上手くはなるし、それで良いんですよね。僕はそうなりたいとも思う。

でも大抵、そうなる前に壁が現れます。最初の壁は「滑れない」という壁。普通の社会人じゃ週に1･2回程度でしょ？それがイッパイかどうかは人によるけど、僕的には足らない。全然足らない。「慣れ」られない。

だから基礎練

意識して限られた時間の中で効率良い練習なんです。それも楽しいんです。でも、僕的にはイッパイ滑れたとしても基礎練です。早く上手くなりたいし。効率良いモノ好き。ECO好き。シンプル好き。だから。

基礎練というのは複雑な運動を、いくつかの単純な運動に分けて、1つずつ練習します。実際の実用的な滑りにはありえません。だから、集中し易く解り易い。そして、失敗を他の運動でカバーできないので難しいのです。

でも、カバーしなくても良くなれば、実際の滑りでは中途半端な多くの運動を必要とせず、必要な時に必要な事だけすれば良くなります。必要ない時には休めるんです。ECOです。

単純なので上達も早いです。基礎運動が上手くなり、総合運動も上手くなる。上達好きには堪りませんよ！

具体的な基礎練

基礎練オススメ！を述べてきました。そしたら当然、具体的な基礎練とは何ぞや。って話になりますよね。それはいくつかのタイプに別けられると思います。実はいくつなのかは僕もまだ整理出来ていません。具体的な基礎練紹介の準備はしているので、今後それを紹介しつつ考えて行きたいと思います。