2006年 01月 23日

NKSの良いトコロ

僕もオススメしているNKS限定再生産も決定し、巷ではとても良い良い言われ好評ですが、どう良いのかが乗り味的な面が具体的に良く解らない。あんそに先生が教えてくれました。

SNOWSCOOT UNDERGROUND / スノースクート アンダーグランド : すばらしいねNKS

再販が決まったNKSですが、そういえば使った感想をまだ書いていなかったね。単にイイ!イイ!言ってもなにが良かったのか伝わらないので文章にまとめてみよう。

先シーズンにNKSの一番硬い(60かな?)試作品を使わせてもらってカルチャーショックを受けました。硬度を数値的に表されているので、乗り味的に変化が起こるだろうとは予想していました。コレは素晴らしいなと思ってた。

しかし、一番硬くても所詮は径25mmのブッシュ。正直、僕が求めていた硬さには到底ならないだろうと思っていましたよ。それが、思いっきり・あっさり裏切られたんです。予想を上回る硬度でしっかりとボードをサポートしてくれたのです。ビックリしましたよ。

でも、この直後に骨折してしまったので、軟らかいのは試してなく使った感じが感覚的に解らないのよね。

N K System:NKS予約締切まで・・・

今回は60度のブッシュのテストがメインだったんですが、昨年のプロト60度より今年の60度プロトの方がだいぶ調子いい。ただ硬いだけじゃなく、ちゃんと動いてくれるんです。

再生産販売予約締め切り間近NKSですが、新たな硬いブッシュもとても調子良いみたい。楽しみですね。

実際に体感していないモノなので、乗り味的な事は僕の表現にてオススメはできません。僕のお小遣いじゃ買えなかった…。

けど、「消耗・劣化しない」「セッティングを数値的に表せ再現性が高い」って事は素晴らしい。スノースクートの道具としてのレベルをワンランク高めたモノだと思います。だから、ホントにオススメ。

Posted at 10:33 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit

2006年 01月 20日

王座のひみつ #3

#1#2を読んで、王座の速い訳を徐々に解って来たでしょうか?

今回はそれを忠実に実践してれば良いってモンじゃないんだよ。ってお話です。

雪面抵抗が大きい

判り易く色を調整しています

写真のライダーは僕でスイマセン。kossie先生に撮ってもらった写真を判り易い様にトリミング・色調整しています。

コレは結構なスピードと斜度でのカービングターンですが、ノーズから雪が押し出されている事で、重心が中央にあり、FボードからRボード全体を使用しているのが判ると思います。

ココではイッパイ倒し込もうと、遠心力をつける為にハンドルを若干内側に切り、ノーズを雪面に押し当て回り込もうとしています。

FボードはRボードより同じ力で同じ弧の撓りは得られません。押し当てている事で荷重以上の圧力を与え、撓りをコントロールしています。その為、雪の押し出される量がRボードよりFボードの方が大きいのです。

ちょっと話はずれましたが、雪が押し出されているという事は、雪面抵抗という減速要素があるという事です。つまり、重心が中央にありFボード・Rボードを使ってライディングするとより多くの抵抗を受けてしまいます。重心を後にしRボードだけで抵抗を受ける方が、確実に減速しにくいのです。

引っ掛かり力と雪面の硬さ

今までに説明忘れていた事がありました。

「 王座のひみつ #3 」の続きを読む

Posted at 12:07 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (2) Edit

2006年 01月 19日

王座のひみつ #2

では、#1に引き続き、王座のひみつを説明しましょう。

動作とボードの動き解説

#1の画像で解説します。多くのライダーに現れる流れです。

先ず、①。FボードとRボードを使い目的の弧に合わせて(この時は適当でしたが)ターンをしています。ボードは進行方向に向きカービングでエッジがずれていません。雪面抵抗は最小限です。

お次、②。スピードが出てきたのですが、技術不足の為、遠心力にエッジのグリップ力が負けてスライドターンになり膨らんできます。しかし、意識してエッジグリップを弱めて、目的の弧を描く為にテール側を大きくずらし、雪面抵抗を高めて減速する場合も勿論アリです。ココでは後者です。

最後、③。②で減速しつつも、し切れずオーバースピードで遠心力に負けてしまい後荷重だった為にRボードがずれてしまいました。バランスを保つ為にFボードは逆ハンとなり接地されていません。減速主導のコントロールとなり大きく減速しました。

王座は①と②のみでコントロールしています。③の状態にはなりません。

重心の違い

王座との違いは重心にあります。下の図は重心軸と有効エッジの関係を解りやすく大袈裟にイメージで表しています。縦と横の関係が一緒になっていますので実際にはありえません。あくまでイメージです。

重心の違いで有効エッジが変わる

「 王座のひみつ #2 」の続きを読む

Posted at 23:50 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit

2006年 01月 18日

王座のひみつ #1

画像がなく随分と引っ張り続けたネタですが、今週末には第2回日本一王座決定戦が行われてしまうのでばらします。

多くのライダーに現れる動作

仕方が無いので画像はEVERSUMMER2の映像から拝借してきました。残念ながら王座(8OGてっちゃん)ではなく僕です。お持ちのは映像も合わせてご覧ください。

ECOライディング移行期&ノーストラップの若気の至り時代。白馬47のルート2です。この時はスランプ中で、思ったようにライディング出来ずハンドルのポジションを試行錯誤して探していました。原因は立ち位置が足半分後にずれていただけだった事が次の日に気が付きました。ショボイ思い出です。

動作の確認

この画像はスピードが出てしまったけど、上手くコントロールが出来なくなった切り返し直前の3コマです。判り易い様に大袈裟なモノにしましたが、多くのライダーに現れている動作を表しています。

王座の違い

「 王座のひみつ #1 」の続きを読む

Posted at 14:00 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (0) Edit

2006年 01月 17日

DJ Air

スノースクートで国内最初にバックフリップをメイクしたDJこと提坂さんがエアーに関して語ってくれました。全国のスノースクートライダーの交流があまりなく、情報も少なかった創成期時代に、提坂さんのバックフリップの噂は札幌まで流れてきて僕らはビビってましたよ。

It's not Unusual My Weekend - エアーに関する考察

Sunnの加藤氏がライディングに関する考察を 詳しくblogに書いているのでオイラも真似して得意分野のエアー (といいつつ最近飛んでいませんが)について思ったことをダラダラと書いてみようと思う(笑)

是非とも読んでください。とっても、流石な内容。熟読して参考にすると宜し。続きを期待します。

スノースクートは、イロイロな面において標準化(適切な言葉が見つからない)されておらず(縛りがなく自由な点は良いことですが)、情報が少ないです。

折角、インターネットという媒体とブログの様な便利なツールがあるわけですから、情報は公開・交換・共有して業界全体が高まって行ければ良いと思いますね。

タイトルにピン!と来た人はマニア。

Posted at 15:09 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit

ダリングとビベリング

スキーやスノーボードにはダリングとビベリングと言うエッジ加工のチューンアップがあり、スノースクートも例外ではない。板モノ共通です。どちらも目的に合わせてエッジを削り調整する事では一緒。

共通なチューンアップ

正直、スキーやスノーボードと共通したチューンアップについては興味は無い。そちらに関しては、そちらの先輩方々が確立しているから。理解し真似をすればその通りになる事が解っている。僕的にはもっとベース的な事を求めるのが先かと思うのでノータッチ。知りたい方はググってください。

僕がワックスや滑走面加工に関して興味が無いのも同じ理由だったりする。コレはスノースクート特有な事は無いと思っている。スノーボードと一緒。既存のモノを利用して満足するより、自分で考えて作ったモノで満足する方が楽しい。僕はね。

目的に合わせる

チューンアップは何でも彼んでも、やれば良いってモンじゃない。目的を理解し、自分に何が必要なのかを見極めて行いましょう。加工すると後戻りできない事もあります。「後悔先に立たず」よく言ったモンです。

ダリング

不要なエッジの角を削り取ってしまう加工です。無駄な引っ掛かりをなくしたり、自身・他人を傷付ける可能性を低くする為に行うのが一般的。

「 ダリングとビベリング 」の続きを読む

Posted at 14:25 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit

2006年 01月 16日

Gary Fisher Rig

久々にチャリネタです。僕が欲しい(現在進行形)チャリをGary Fisherの道産子ライダー、堂城賢さんが乗っています。

RIGと言う29インチのシングルスピードMTBです。もち、Gary Fisherよ。現在はサスペンションフォークですが、最初のモデルが発表された時にはオリジナルのリジットフォークでした。コレ見た時に惚れました。しかし、事情によりフォークは採用されず、サスペンションフォークに変更。カタログもサス仕様に変わり、あのステキな姿は幻となってしまった。

タカギマサル.com: まわしてまわして~

最初は指がシフトレバーを探します・・・・・・・・。
平地でスピードを出すとすごい回転で足が回ります・・・・・。←無意識に指がシフトレバーを探します
登りでは脚が止まりそうでも我慢しなくてはいけません・・・・。←無意識に指がシフトレバーを探します
下りでは漕いでも空回りします・・・・・・。←無意識に指がシフトレバーを探します

これ、スッゴイ解る!たまに変速機付きに乗った後だとこうなる。付いてるモノには直ぐ慣れるのにね。

シングルスピードとは、変速機が無く一速って事。そのまんま。登りでも下りでも、いつもそのまんま。確かに、流行ってはいる。けど、「走る」目的の為にシングルスピードは少ない。

この良さってのは、解る人しか解らない。だから、あまりススメはしない。好きな人は相当好き。ハマる。僕はハマって抜け出せない。

シングルスピード暦、かれこれ6年。コレ乗ってライディングスタイルや体格・体質も変わった。影響がスゴイあった。スノースクートにも影響あった。良かったよ。

これからも乗り続けたい。現在、雪道には実用的なギヤ比では無いので乗れてない。根性無いから。今月のお小遣いでフリー買おう。

[ Tags : ]

Posted at 19:32 in /bike | Permalink | WriteBacks (0) Edit

モヒジャムレポート(動画)

TOOLATEのサイトにて先日紹介したモヒジャムのレポートが動画でアップされましたよ。

-TOOLATE-スノースクートニュース: モヒジャムレポート。(1/4飛騨かわいスキー場)

楽しい一日を文章にするのは難しいですね、、

同感です。

コレを見て赤いスノースクートがカッコイイと影響されました。あの赤、何か違う。モヒ、イイ動きしてるね。

[ Tags : ]

Posted at 18:38 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit

エッジの掛かりと方向性

スノースクートのボードは年々進化している。各ブランドとも近年の進化には目を見張るモノがある。ボードの性能要素は多々あるが、一つにエッジの「掛かり」があると思う。その辺についてつらつらと。

要素として

滑走においては、フレックスやトーション・シェイプ等の要素も最終的にエッジの「掛かり」を調整する要素でしかないのではないかと思う。違うかな?それらのバランスが最適化されてエッジの掛かりのコントロール性が高くなってきている。

しかし、エッジは掛かれば良いモノでもない。ただ、カービング性能を求めるのであれば「掛かり」が高い事は必要な要素ではある。「掛かる」が、反面「ずらし」はし難い。カービングに命を捧げるライダー以外には「ずれる」要素も高い必要がある。トータル的な性能を上げる為に、相反し、矛盾する2つ性能を高める事は難しい(出来ないとは言わない)。

2つあるから反してしまうし、矛盾もある。だから、目的を一つにする。

「コントロール性」という性能へ。これが本質なのかと思う。ライダーが好きな時・タイミングで「掛かり」「ずらし」が出来る事。なんのストレスもなくコントロールできる事。

エッジがコントロール出来ない例

上下軸に対してのコントロール

「 エッジの掛かりと方向性 」の続きを読む

Posted at 18:17 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (2) Edit

2006年 01月 12日

間もなく大会シーズンイン

今週末には北海道富良野スキー場にてJCGM2006SBXが開幕です。SCX第1戦は1月28日、新潟県苗場スキー場からです(今年は北海道戦がなくて残念)。21・22日は長野県戸隠スキー場にてSNOWBIKE第2回日本一王座決定戦が行われます。いよいよ、大会シーズンが始まりますね。

JCGM2006 :: スケジュール

今年のJCGM2006シリーズ全8戦の初戦を1/14-15富良野スキー場にて開催します。

JCGMSCXは3月の最終戦までにほぼ2週おきに行われ、それ以外にも各地でイベントや大会も行われます。シーズン入り、毎週毎週何かしらのイベントに参加していると終わるまであっ!と言う間でした(過去形)。今年はどうだべ。

センク スキーチーム :: SNOWBIKE第2回日本一王座決定戦

モトクロス、マウンテンバイク、スノースクートのトップライダーだありコースクリエイターである伊田井佐夫氏がスノースクートの真髄、究極の「オモシロさ」を見事に表現!第2回はさらに楽しく滑れるセクションも企画中!

カミカゼスラロームは伊田さんプロデュース。さらに楽しく滑れるセクションに興味アリ!今年の王座の座は誰が奪うのか?

その前に「王座のひみつ」ネタを書かなきゃね。散々探したんだが王座(8OGてっちゃん)の写真はなかった(おかげで昔の動画とか出てきたけど)。

仕方がないので解り難い解説しましょう。解った人だけ「王座のひみつ」を知ってください。

[ Tags : ]

Posted at 15:53 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit



Page 30/66: « 26 27 28 29 30 31 32 33 34 »

もうすぐリリースされるであろうEVERSUMMER3のトレーラー

スノースクートライダーなカトウヤスヒロ

Twitterの中

緑を生み出す言葉の樹 エコトノハ