2005年 12月 27日
スノースクートとスノーモト
先日、札幌国際スキー場でスノーモトの試乗会が行われました。塚ちゃんを始めSAIのスタッフがやって来ましたよ。もちろん、僕も行って来ましたよ。で、スノーモトも乗せてもらったり、一緒に滑ったり。
DJこと提坂さんのところから振られたので、インプレと言うか思ったこと書いてみます。僕的に。スノースクートライダーとしての見解。
雪上自転車としてはスノースクートと一緒。本質的に楽しいモノ。僕はBMXより先にMTBに出会ったからMTBに乗ってる。スノースクートもスノーモトより先に出会ったのでスノースクートに乗る。そんな感じ。
同じフィールドもあれば異なるフィールドもある。MTBとBMXとの関係みたい。ドッチも好き。
スノーモトはボードのフィーリングがスノースクートと大きく違う
そこが楽しい。今回の試乗車はウッドコアボードだったけど、普通の(なんて言うか忘れた)ボードでも一緒。
要因はFボードの長さ。長い分得られる情報も大きく、ハンドルを切った時に起きる影響も大きい。メリットもあればデメリットもある。メリットを伸ばしてもらいたいです。
メリットとしてはバランスが取り易い事。
スノースクートは前後のボードの長さや性質・役割が異なり、ある意味、前後に対してバランスが悪い。だから、ライダーの体格によってベストなポジションが異なる。それでバランスを調整し、セッティングも異なってくる。=複雑。
スノーモトは前後のボードがほぼ同じで性質・役割が近く、前後のバランスが良い。塚ちゃんが乗っている試作フレームでは前後の取り付けが全く同じで、全く同じ動きをする。僕的にはそれが正解。それならば、どんな体格のライダーでも、同じ(近い)ポジションになる。=シンプル。
ただし、現状ではベストなポジションに乗れないライダーがホトンドですね。それが見えていない。スノースクートから乗り換えて乗り難いと言っているライダーは、大抵そこです。乗れればスノースクートよりスゴイよ。
そのスゴイってトコロは走る事。スキーみたいに走る。スノースクートのターンでは後半Rボードで走らせないといけない。F側に乗りっ放しだと抵抗が出てしまうから。スキーやスノーボード以上に、前後のコントロールは必要な事だと思う。でも、スノーモトにはこの抵抗が無いんですな。FからRから同じようにビュンビュンと板が返ってくる感覚はスゲェ楽しい。
もう一つ、大きな違い。荷重のポイント。
内足荷重はスノースクートの大原則。基本は100:0だと思ってる。しかし、スノーモトには適応されない。理由は足とエッジとの位置関係にあります。スノースクートは足の外側、スノーモトは足の内側にある。だから、チャリやバイクに近くなる。詳しくは省略。試行錯誤して良いポイント見つけてください。
そんな事で、ココに書いた事や書かなかった事を、塚ちゃん達とジンギスカンやラーメン食いながら語りました。ご馳走さまでした。
スノースクートもスノーモトも楽しいよ。
でも、一番楽しそうなのはスノーレーサーだった。
Posted at 11:15 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (5) Edit