2009年 10月 01日

イチゴ、始めました

そう言えば、改めてココでは言ってませんでしたね。実はイチゴ屋さんになりました。何だかんだで早3年。

イチゴ屋さんと言ってもイチゴ売る人じゃないです。作る人。

栃木の名産と言えばイチゴ「とちおとめ」。当初、イチゴだけはやらないと心に決めていたのですが、イロイロ話を聞いてしまったら不覚にもイチゴしかないと思ってしまいました。

イチゴ生産の特徴

  • 収穫期間が長い
  • 仕事が多い
  • 収入が多い
  • 技術で差が出る

まあ、大雑把ですけど。

収穫期間は11月から5月の約7ヶ月間。もろ、ウインタースポーツシーズン。イチゴは待っててくれません。生りだしたら基本毎日収穫、毎日出荷。ロングラン。栽培期間はさらに長い。苗作りから含めると1作で14ヶ月あります。つまり、収穫期間が終わる前に次の作が始まる訳でイチゴの管理をしない日はありません。

そんな訳で仕事はいつでもあります。年間労働日数360日の勢い。

イチゴは一回収穫して作が終わるのではなく次々生り続け、単価も高め。1作に対し、作付面積に対し他の作物より良いです。面積当りの収入は米の100倍、でも労働時間も100倍。

栽培期間が長いので作業も沢山あります。その一つ一つの作業技術がイチゴの状態・収量や収益に大きく反映されます。イチゴは丈夫な植物なので何もしなくても実は生りますが収量は上がりません。

現在、僕と嫁の2人で15a(アール)の面積でイチゴを作っています。1年目は何が何だか解らずに失敗も多かったですが目標収量は達成。2年目は1年目の失敗をしないようにと頑張りましたが、別な失敗。でも収量2割増。仕事は少し楽になりました。3年目の今年は今のところ順調かな。

作付け面積は少なく収入も少なく生活が厳しいですが2人でしっかり仕事がやりきれて技術が身に付いてから増やしていこうかと。コレからもまだまだ勉強です。

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