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2109年 12月 28日
WAILER OST-10B SUNNGRASS '97 インプレッション
このインプレを待ってた人は少なくないハズ。いや、少ないかもしれないけど気持ちは強いハズ。それは間違いない!
WAILER OST-10B SUNNGRASS '97 スノースクートボードセット インプレッション - TOOLATE SPORTS
きた!!きたーー!!今シーズンの最終兵器、国産ブランドウエイラーより新作ボード OST-10B SUNNGRASS '97 通称サングラスボードがテスト用に一本送られてきました!!!!!
この脱力グラフィックに超丁寧な日本の職人仕上げ。さすがはオガサカファクトリーです。サイドは濃いピンクでゲレンデでもハッピーな気分に。
僕が開発をしていた頃のコンセプトは引き継いでいるようです。うれしいなぁ。
的確なアクションの為の安定感があり分かり易いボードの動き感は健在。僕はボード先端のエッジ感を重要視していましたが、その辺の特性も変化しながら活きている様ですね。
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2010年 01月 12日
サングラスは楽しいようです
札幌の理系スノースクートライダーさとるさんが仲間とSUNNGRASS'97に乗った感想を自身のブログでまとめてくれています。超興味津々。
不整地には行っていないので、まだ途中ですが、ここまでを総括すると
操作感が軽く
カービングも力まず気持ちよく
ぴょんぴょんバニーホップして遊べる
滑りやすく楽しい板
というところでしょうか。
以前、アンソニさんのところで出たのが「完璧な板ってのは無いけど、乗ってて楽しい板がいいね。」という抽象的な意見でした。
sunngrassは僕にとってその答えの1つではないかと思います。それぐらい楽しい板でした。
「楽しい板」僕が求めていた本質です。乗ってるだけでニヤニヤしちゃうそんな板。僕も乗りたい。マジで。
彼らは僕が札幌時代に一緒に滑っていた仲間ですし、その後は「"北の方の国から」を見てライディングスタイルは十分なほど知っています。彼らが言うなら間違いない。うん。
ライディングスタイルって地域性があるんですよね。そんな話はまた後でする事にしますが。
なので札幌以外のライダーはまた違った感想になるかもしれません。でも、「楽しい板」なのはきっと共通だと思いますよ。
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2009年 12月 06日
レーシングボード Ferino
GIANTのサポートライダー三上さんが開発したスノースクート対応のレーシングボードが発売。
Ferino ~スノースクートボード~ : オリジナルボード Ferino (for スノースクート)
オリジナルボードを作成したいと思ったキッカケは単純で、自分が乗りたいボードを実現したかったから。 GIANTさんのサポートを受けていた頃、開発を担当されていたRoyさんと作り上げたバイクボード用レーシングボード、 このコンセプトをスノースクートで実現したいと思いました。
気持ちよ~く解ります。「自分が乗りたい」これがライダーをモノ作りに向かわせる原動力ですよね。そして、そんな気持ちで、明確なコンセプトの元で作られたモノがカタチになる。そんな「嬉しい」ナカナカないですよ。
そういうモノが良いモノ。僕はそういうモノを使ってみたい。そして作った人の想いを感じたい。これはカナリ楽しい。
サイドカーブのないFボードと細身のシェイプ。三上さんのライディングはJCGMでしか拝見した事がないんですが、あのスタイルがとても現れていると思います。Fボードが可動式のバイクボードから固定されたスノースクートでどんな感じになるのか興味津々です。
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2009年 11月 26日
SUNNGRASS'97 LIMITED EDITION
僕も知りたいWAILERの新しいボード情報。
Wailer スノースクート国産ボード2010new! -sunngrass '97 - TOOLATE SPORTS
気になる滑りの特性は、操作性とバランスのの良さがウリの過去の名作06B、07Bボードセットをベースに最速ボードといわれる白熊,王冠ボードと同等のスピード領域、カービングホールド感を合わせ持ったまさに無敵のボードセットになるようです。 07Bのようにコントロールしやすくて白熊のような安定感があるボード!!そ、、それにしてもこのデザインにこの名前って。。もしかして!?
僕が開発に携わっていたOST-07Bからの後継モデルだそうです。その後のボードは全く乗っていないので分かりませんが年々進化し続けていると聞いています。嬉しい限りです。
SUNNの1997年モデル「Full Metal Jacket」を懐かしく思える人ならこのデザイン判ると思います。「SUNGRASS」でなく「SUNNGRASS」、粋なネーミングです。そういう意味でも嬉しい。
今日、久しぶりに、さとるさんとスカイプで長話して感じたんですけど、乗り込んでる人はちゃんとボード特性の違いを解ってますね。そして、それを的確に議論できる。そんな中で出た意見は是非ブログ等で発表してもらいたいです。スノースクート業界はその様なフィードバックが十分に活かされるトコロだとと思いますから。
Posted at 23:50 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2007年 07月 18日
OSTボード情報 0707
こんな時期ですが、「来季のテスト用OST試作ボード作っちゃいましょーよ。」と、提案したらOKと言う事で、今まで溜まりに溜まった想いを試作コンセプトにまとめてメーカーに提出しましたよ。
前季は全然滑れなくてライダー失格とまでは行かなくとも、不失格くらいな感じでしたが、長年 蓄積されたモノはまだまだ吐き出しきっていないので、許される限りはOSTボードの開発担当させていただきます。今後もよろしくお願いします。
まだ、試作ボードについて具体的には内緒にしておきます。
とりあえず、来季の開発は2タイプです。1つは今まであるタイプの進化系。もう1つは新たなタイプを提案しました。今までのスノースクートボードにない全く新しい特性のボードです。コレがカタチになれば「ボードなんかどれでも一緒だよ」とのたまう、あるジャンルのライダーに向くモノになるでしょう。フフッ、楽しみ!
残念ながら前季は表立った開発はできなかたので、来季に向けて早めに早めに動こうと思ってます。久しぶりにスノースクート脳をフル回転して使ったら疲れました…。けど、楽しかったっす。
Posted at 22:23 in /snowscoot /sunn | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2007年 01月 05日
ジャックナイフ現象の原因
先日エントリした「自由ではいけないモノ」のコメントで質問を頂いたので、その返答としてのエントリです。普段は僕が伝えたい・皆が知りたいだろう内容を考えてエントリしてますが、この様に質問して頂けると、とてもありがたいですよ。
腕が悪いのか、カービング時にともすると「ジャックナイフ現象」を起こしてしまいます。無理な体重移動のせいでしょうか?
僕も以前よくそれで転んでました。恐らくリアボードより、フロントボードが雪面に刺ささる事での抵抗が大きくなって、急減速してしまっている状態だと思うんですが、原因と考えられる事が3つあります。
- ハンドルの切り過ぎ
-
ハンドルを切り過ぎると、フロントボードがターンの弧より内側に向き、抵抗が起きます。更には先端が雪面に潜り込んでしまう場合もあります。コレの対策をいくつか紹介。
- ハンドルは両手で切るのではなく、引手(ターン内側の手)でのみ行い、押手(この場合押さないが)は添える意識。
- フロントボードのエッジ(接地)感をハンドルを通して感じる。
- 「ハンドルを切る」のではなく「フロントボードを向ける」意識。
お試しあれ。
- 前荷重過ぎ
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ボードに力が掛かれば抵抗も増えます。大きな意味ではボード全体に均等に力が掛かるのが最も抵抗を生みません。前過重すぎるとフロントボードばかりに抵抗が増えていまいます。基本姿勢を保ちバランスを感じてみましょう。
「王座のひみつ #3」や「手放しで前後荷重と移動」あたりを参考にしてみてください。
リアボードのフロント側にしっかりと力が伝わり、そこの挙動を感じられるようになる事を目標の1つにしてみましょう。
- ボード取り付けの調整
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これは現時点でスノースクートの構造
特性上しかたがない部分もあるのですが、ボードを取り付ける際に8ヵ所全てのネジを均等に締めてもボードの動き易さは均等にはなりません。それはボードの形状や取り付けネジの幅等が関係してきます。フロント・リア共に同じブッシュ4つで支えられている訳ですから、それぞれの動き易さは力がどれだけ掛かるかで変わります。ボード全体に均等に力を掛けたとしても、フロント・リアとして別けると均等にはなりません。
ボードが短かいフロントボードはければブッシュに掛かる力がは少ないので動き難く、ボードが長いリアボードはくければ大きく動き易くなります。それを考慮しボードは作られていますが強度的な面で制約が出できます。その辺を改善するのが今後の改良課題です。更にボードの面出しをする場合は、フレーム誤差を吸収する為にネジの締め具合を調整し、不均一になる場合が多いです。コレは個体差なのでどうなるかは判りませんし、全く同じモデルなのに乗り味が変わる原因でもあります。
つまり、前記の様な事がどうしても起きてしまうのでフロントボードは抵抗が大きく、リアボードは抵抗が少なくなってしまうのです。
若干話しが外れますが、僕はフロント・リアボードそれぞれの特性の差は実際に2つに別れている為、エッジ力や抵抗の違いの差が覿面に現れマイナス要素となっています。
しかし、それぞれの近い部分、つまりフロントボードのリア側とリアボードのフロント側の部分的な特性を近づけ、柔軟にし、フロント・リア合わせた全体の特性変化を緩やかにする事によってフロント・リアの一体感を生み、抵抗をより少なく出来ると思っています。
現在のボードアタッチメントではブッシュの硬さをフロントフロント:フロントリア:リアフロント:リアリア=硬:柔:柔:硬にする事でその状態に近づける事が出来ます。因みにコレは「図解!ちっく違い #1」あたりで述べている「スノーボードちっく」なパターンです。
それとも元々カービングがしづらいモデルなのでしょうか。
Posted at 06:09 in /snowscoot /technic | Permalink | WriteBacks (9) Edit
2006年 12月 13日
EタイプとFタイプの違い
雪上自転車SNS「BIKE ON THE SNOW SNS」には僕が管理しているコミュニティ「SUNN
SNOWSCOOT ボード」があります。先日、ラッセルもどしからFが気になってるんだけど、FとEの違いをおしえてください。
と嬉しい質問があったのでそのお答えとしてトピックに上げました。
今まで何度かFタイプの解説はしているのですが、改めて読みなおすとイロイロ書いてあるけど、結局どうなの?どういう事なの?って感じ。他のボードと比べてイマイチ注目されなかったのもこのせいなのかな?反省…。
改めてFタイプの解説とEタイプとの違いを考えなおしました。
最近、ブログに費やせる時間が余りなく、( エントリ不足気味 or 内容薄い ) and 折角書いたので勿体無い => こちらに流用決定!となりました。い、いや…、横着なんかじゃないですよ…。
と言う事で、BOTSSの「EタイプとFタイプの違い」トピックを加筆したモノが以下です。
Posted at 21:36 in /snowscoot /sunn | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 12月 08日
自由ではいけないモノ
それはスノースクートのボード。
今までの流れとして多くの人の認識として、ボードアタッチメントはボードの性能を発揮する為に邪魔をしないで自由に動くと良い、またはその様に考え、改良されてきた。
コレまで僕は何度も言ってきたが、改めて言う。
「ボードを自由にするのではない。自由にさせてはいけない。制御するのだ。制御するからこそ、性能を引き出せる。」
これは僕の今までの経験からくる確信であり、求め続けている事。この事を理解・賛同し同じく求める作り手が現れる事を切に願う。
Posted at 21:20 in /snowscoot | Permalink | WriteBacks (2) Edit
2006年 11月 11日
OST-07B or OST-07E and …
先日、SUNN SNOWSCOOTボードの情報が発表されてから、OST-07BとOST-07Eとドッチにするか悩んでます。と、相談のメールが来るようになりました。TOOLATEでも同じ様な問い合わせが多いようです。
その事について、エントリしようと整理していたところですが、その前にコメント依頼が来たので先に放出。ココで同じ事書いてもアレなので、今回は省略。TOOLATEの記事をご覧くださいませ。
-TOOLATE-スノースクートニュース: SUNN2007。BorE あなたはどっち!?
今回はこの二本に絞ってワークスライダー加藤選手のコメントも交えつつ解説でーす!参考にしてね★
TOOLATEの解説も加わって更に解って頂いたのではないでしょうか?
で、それだけでは何なんで、コチラではOST-07CとOST-07Fも簡単に説明しましょう。2006モデルも同じ滑走特性なので、ココではタイプ別に説明します。
Posted at 05:03 in /snowscoot /sunn | Permalink | WriteBacks (0) Edit
2006年 10月 31日
All designs of OST board
今季でSUNN SNOWSCOOTに使用されるOSTボードが市販されて4年目。年々、進化&モデルチェンジされ、その度にボードの特性を説明していますが、ナカナカ把握し難いですよね。それを解り易くするのに進化系統図を作ろうと企んでいます。その為の前準備で、開発の為の試作ボードを含めたボード画像をシコシコ
多分コレが全て。同じデザインで何タイプかあるものは省略してます。並びに全く意味はありません。強いて言えば思い出した順。
中にはマニアなボードや試作ボードのデザインも惜しげなく含まれているので「をっ!」って思うモノもあるハズです。マニアな方はニヤニヤしてください。
追記@2006-11-01T08:17:43+09:00
一晩明けて考え直してみれば、色の誤りと不足がありました。さて、問題です。誤りは一体どこでしょう?回答受付中。正解の方はマニアです。答えは直した時に。
追記@2006-11-04T00:37:09+09:00
画像修正しました。
答えは、一番最初に限定販売されたモノ(左から9番目)と翌年に一般販売されたモノ(左から7・8番目)&試作のモノ(左から14・15番目)のトップシートの色が逆。純白かパールが入っているかの違いなので、超微妙。不足は4つもありました。すんません。
修正前の画像は残してあるので、比べてみてください。
追記@2006-11-06T08:01:48+09:00
OST-063とOST-073に誤りがありましたので画像修正しました。
Posted at 23:43 in /snowscoot /sunn | Permalink | WriteBacks (2) Edit