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2006年 10月 23日

ウィリアム・ニーリーのMTB!

恥ずかしながら、僕はあまり本は読みません。いや、読めません。(コレが文章力のない原因…)読んでも気が付くと斜め読みしていて頭に入らないんですよね。なので、読む時は繰り返し何度も読みます。で、僕が何度も何度も読んできたMTBの本があるんです。超オススメなんです。いや、マジで!

ウィリアム・ニーリーのMTB!

William J. Nealy(原著),杉本 美穂子(翻訳)

1994年出版で古いです。おそらく現在は絶版になっているんじゃないでしょうか?

僕は出版されて直ぐの学生時代に購入して感心しながら熟読していました。その後、誰かに薦めて貸したのですが誰だったのかも忘れ、行方不明となり現在に至ります。

しかし、先日何かのタイミングで急に思い出し、アマゾンにて発見!再購入しましたよ。

写真は1つも無く全てイラストでテキストもフォントではなく手書き。翻訳も原文に近いニュアンスや言葉で表現されていて、更に細かい説明付き。とても濃く楽しい。

確かに12年以上前の本なので、現在のMTB事情が異なり多少はどうかな?ってトコロもありますが、まだ、ダウンヒルやストリートとか細かく深くジャンルの細分化が行われてい時代なので、MTBの本質的な事を身に付け楽しもうって内容。

それがまた楽しく解りやすく、初心者から上級者までのテクニックが説明されています。かなり深いよ。

では、ちょっとだけ、僕の好きなページを引用。

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2006年 10月 08日

スノースクート ボックス講座 動画

スクートキル見ましたか?どうだったでしょうか?今までのスノースクートムービーにはないボックスやレールなどのジブやストリート、グラトリが印象的でした。

これらを見て新しいスノースクートの楽しみ方を知った人も多いと思います。また、次のシーズンには、是非チャレンジしてみようと思った人も多いでしょう。

そんな人にはコレ!ボックスのHOW TO映像です。

-TOOLATE-スノースクートニュース: HOW TO MOVIE ヨウ様のボックス講座


2005シーズンに撮影したボックス講座、滑りや遊びのバリエーションを増やしたいライダー必見!

コレは1年前に公開された映像なので、既に見ている人はいると思いますが、改めてみる事をオススメしますよ。

基本的なボックスの滑り方を、ヨウ様がポイントを突いて解説しながら、生徒(王座)をレッスンしています。僕もほほ~ん、ふぅ~んとか言って見ながら勉強させて頂きました!

それにしても、ノーカットで短時間の内に、生徒がメキメキ上達してメイクしてしまうのがスゴイ!

ヨウ様(たしか)曰く、ボックスもレールも一緒だそうです。今後、ジブを行う前には、是非この内容を頭に叩き込んでチャレンジしてみましょう!

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2006年 07月 26日

前後荷重と移動 まとめ

只今、編集中です。しばらくお待ちください。

それぞれの違い

手放しで前後荷重移動
バランスを捕るモノ
ライダー
対するモノ
重力・スノースクート

絶対に変わらない重力に対して、スノースクートの状態に対してバランスを捕りる。止まっていればスノースクートの状況は変わらないが、動いている場合はそれにライダーが合わせる必要がある。

前後の最大荷重移動
バランスを捕るモノ
ライダー・スノースクート
対するモノ
重力・ボードの変形

ライダーが体重を預けると、スノースクートに力が伝わりバランスが崩れる。ライダーが力を伝えた場合、スノースクートのバランスも捕る必要がある。

重力はどんな場合でも影響するが、最大後荷重の場合はボードが大きく変形し不安定になる為難しい。

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2006年 06月 29日

最大の前後荷重 #2

#1の続き。最大の後荷重ではフロントアップが起こり、とても不安定な状態になる。そこでフロントアップをしない状態について。

フロントアップしない最大の後荷重

横から見た手放しで前荷重
写真5

フロントアップが起きるのは、バランス軸がボードを固定する支点より外側(後方)になる為である。

外側には外力によって大きく撓ってしまうボードしかない。

故にフロントアップを起こさない最大の後荷重のバランス軸は、荷重してもボードが撓らない最大の後位置、RボードのR側固定位置を通る。

これが安定している最大の後荷重である。

前後の相違点

荷重移動でフロントアップはするが、リアアップはしない。

前後のボードで長さや硬さ、固定位置が大きく異なる。構造上、荷重移動の範囲も差がある。つまり、スノースクートは前後の各要素が(大きく)非対称なのである。

後荷重ではバランス軸がボードの固定されている外側に出るので、ボードが撓るが、前荷重では固定されている内側から出ないので、撓らせる力が加われないからである。

参考:#1 まとめ

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2006年 06月 28日

最大の前後荷重 #1

手放しで前後の荷重移動をしたならば、今度はしっかりハンドルバーを握って、最大の前後荷重移動をする。それぞれは「バランスを捕るモノ」&「対するモノ」が違う。そして、自立する。と、しないの違い。

最大の前荷重

横から見た手放しで前荷重
写真3

手放しではバランス軸が爪先より前になる事は有り得ないが、ハンドルバーを握る事で可能になる。

また、腕で体を支える事で、バランス軸を意識する対象がライダーのみからスノースクートを含めたモノとなる。

位置はライダーの体格や筋力により左右される。体格が大きければより前方になり、小さい程後方になる。また、前傾になる程前方になるが、より大きな筋力が必要となる。

前荷重の場合、バランス軸を感じるのは難しい。スノースクートが安定して動きに現れないからである。軸がFボード前方を通ると動くが、スノースクートに対して体格が大きく、更に体を支える体力が必要である。

最大の後荷重

横から見た手放しで前荷重
写真4

前荷重同様、手放しではバランス軸が踵よりまえになる事は有り得ないが、ハンドルバーを握る事で可能になる。

また、バランス軸を意識する対象がライダーのみからスノースクートを含めたモノとなるが、前荷重と異なる点は、フロントアップが起き、スノースクートの態勢が変化する。

バランス軸がボードを固定する支点より外側(後方)になる為に、ボードが撓り出し起き、軸が後に移動する程アップする。故に、程度はボードの撓り易さとバランス軸の位置で変化し、体格が小さいと移動が少なく起き難い。逆に大きいと移動し過ぎで、後方に転倒しやすくなる。

後荷重の場合、不安定なRボードの撓っている状態になる為、軸も不安定になりやすいが、その分体感しやすい。

スノースクートの態勢を変化しない

実際のライディングではコントロール性を下げない為に、ボードが雪面より浮くのを抑える必要がある。#2にではその状態と前後態勢の違いの理由について更に解説する。

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2006年 06月 27日

手放しで前後荷重と移動

基本姿勢からの発展系姿勢と動作。基本姿勢で手放しをベースに前後の荷重姿勢を確認し、バランス軸を移動する。自立する事は基本姿勢と全く変わらない。

手放しで前荷重

横から見た手放しで前荷重
写真1

バランス軸は基本姿勢の場合、足の前後に対して中央付近を通るが、前荷重になると爪先へと変わる。

手放しをして自立している条件では、それ以上前方に変わる事は有り得ない。

基本姿勢(薄い影)に比べ、前傾になる。上体だけではなく、足元から傾いている事が見て判る。

手放しで後荷重

横から見た手放しで後荷重
写真2

後荷重では、バランス軸がへと変わる。

コレもまた、手放しをして自立している条件では、それ以上後方に変わる事は有り得ない。

基本姿勢(薄い影)に比べ、後傾になる。上体だけではなく、足元から傾いている事が見て判る。

移動と目的

二つの姿勢での、バランス軸の移動距離は、足の長さよりヤヤ短め。上体の移動距離もホボ同じ。そして、重力且つ、スノースクートに対してライダーが自立する為には、これ以上の動きは出来ない。

自立しスノースクートをコントロールする為には、ライダーのみのバランスを捕りながら、この二つの姿勢間の動きを最大限に使用する事になる。

しかし、自立する事自体は必須ではない。あくまで基本の一部であり、実際のライディングで必要になる場合は、更に大きな動きを行う。はその解説となる。

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2006年 05月 29日

スノースクート 基本姿勢 (基本フォーム) まとめ

スノースクートの基本姿勢について、#1#2#3と行き当たりばったりで書いてきたが、長くてよく解らない状態になってしまった(やっぱり)。最初にまとめると書いてしまった手前まとめよう。

見た目

  • 中腰
  • 猫背
  • 蟹股

大体、この3つを行えば基本姿勢となります。大体で良いのでやってください。

いざ、滑るとなると大体もなかなか出来ないモンです。

気持ち

  • リラックスする(無駄な力を入れない)
  • 受身になる(力が掛かった分だけ返す)
  • 体のバランスを感じる

体で再現は難しくとも、気持ちだけは忘れずに。

力を抜いて、感じて、受けてから返す。基本ルーティン。

条件

  • 無駄に疲れない
  • スノースクートの動きに対応できる
  • スノースクートの挙動を感じ取れる

これらの3つの条件が共に成立するのが基本姿勢。

何か出来なかった時は基本姿勢が出来ていないなと疑ってください。

まとめのまとめ

前述の「見た目」と「気持ち」になれば「条件」が成立される。成立した時点で、その人にとっての基本姿勢となります。とりあえずは「見た目」が必須。「気持ち」を忘れずに「条件」を感じてみましょう。

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2006年 05月 16日

スノースクート 基本姿勢 (基本フォーム) #3

#2の横から見た前後上下に対する説明の次は、正面から見た上下左右の説明。写真の姿勢は左右対称の補助線と微妙に合っていない。ご愛嬌。

正面から見た基本姿勢
写真4

もう一度、バランス軸

正面から見ると中央を通る。姿勢はその軸でほぼ左右対称となる。ほぼと言うのは人が左右対称でないからだ。

もう一度、肩・肘・手首

ハンドルの高さや幅によってもラインは大きく変わる。手首は曲げない。曲がっている状態では力は入れ難いし、怪我もし易い。腕の力は抜くけど手の力は抜かない。しっかり握る。肩・肘に力が抜けていれば、ラインは自然と決まる。

脚の軸を足の外側に置くと蟹股になる

軸は2本

スノースクートは「2本の脚で立つ=力の軸が2本」である。そして、足は固定されず、安定しない。だから、自分でバランスを捕って立つのである。

支えとしての軸は、出来るだけ広く置くとより安定しバランスが捕り易くなる。力を伝える軸を常にエッジの近くに置く事。それが、体の力をスノースクートを通して雪面に伝える為に、無駄が少なくて済む事。

軸は足の外側

エッジの位置は足の外側にある。板モノには普通の事かも知れないが、スノースクートに似ている乗り物とは異なる。この違いが乗り分けに苦労する最大の原因。スノースクートの大きな特徴の一つだと思う。

蟹股

これらを踏まえて立つと、蟹股になるのではなく、なってしまうのである。

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2006年 05月 11日

スノースクート 基本姿勢 (基本フォーム) #2

基本姿勢を具体的に説明する。この姿勢は対スノースクート。だから、ライダーの体格や骨格によって姿勢は異なってくる。膝の曲げは何度、腰の高さは地上何センチ、そんな皆共通の答えはありえない。

ココでの説明は基本姿勢の方程式。代入する値は皆異なる。だから、答えも異なる。正解は感じるしかない。答えを導き出し本当の正解だと確認するのは本人しかない。

横から見た基本姿勢
写真3

バランス軸を保ったまま中腰

参考:写真3写真4

直立のバランス軸。普通は足の前後に対して中央付近を通る。前後左右に最も安定した軸。そのバランス軸を保ったまま、腰を落とした中腰になる。

ココでは平地なので軸は地面に対し垂直。重力方向。斜面では垂直ではなくなり、ライディングでは移動で起きる力により重力方向ではなくなる事に注意。

膝は曲がる。下げた手で膝を掴み込めるくらいの角度。曲げ過ぎては疲労し、曲げなさ過ぎると上方向への対応幅が減る。コレがどの方向へでも重心移動して対応できる腰の高さになる。

上体は脱力して猫背

参考:写真3

直立していれば上体は腰の真上になるが、中腰でそれをすると「空気椅子」という地獄の姿勢となるので止める。バランス軸の維持が容易な角度は前傾。この状態から脱力し、猫背になる。猫背度は普段の姿勢等で変わる。目安は最も自分が楽な姿勢。目を瞑って感じよう。

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2006年 05月 09日

スノースクート 基本姿勢 (基本フォーム) #1

何でも基本はある。誰が決めたのかも知らなくてもある。基本とは何ぞやと問われると上手く答えられないけどある。スノースクートにはありそうでなさそうで、やっぱりあると思う。けど、誰が決めるのだろう?じゃ、僕が決める。

先ずは基本姿勢。過不足・順不同になるが、思い付いたところから決める。そして後でまとめる。兎に角、決めだす。そうしよう。

基本は中腰


写真1

基本姿勢とは中間姿勢。最も力を使わず、疲労が少なく、全ての動作に素早く対応出来る姿勢。

最も簡潔に述べれば「中腰」写真1の様な姿勢。動きのあるホトンドのスポーツでの構えはそう。スノースクートでも例外ではない。

ハンドルに頼らない


写真2

スノースクートはハンドルを握って操作する事が前提だが、決してそれに頼らない。何にも頼らずに自立する。バランスを保つ。多くの要素力の釣り合いを捕り、打ち消しあう事で無駄な力を使わず疲労しない。

限りある体力はスノースクートの上に立つ(しがみつく)為なんかではなく、操作する為に使おうという事だ。

自立していれば写真2の様にハンドルから手を放したとしても同じ姿勢が保たれる。

先ずは大雑把。こんな説明でも、今までの経験によっては理解出来るし表現も出来ると思う。しかし、決めるなら更に詳しく決める。それは#2で説明する。

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もうすぐリリースされるであろうEVERSUMMER3のトレーラー

スノースクートライダーなカトウヤスヒロ

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